読んだ、しゃばけシリーズ第1弾。


ドラマで見ていたので犯人(?)は分かっていたけど、細かい部分が違っていた。


…というか、ドラマにはこの後の短編の内容が差し込まれていたりしたみたい。


面白かったし、世界観にどっぷり浸かれるところがいい。

どうせ本を読むのなら現実逃避して違う世界に行きたいし。



ドラマと原作でどうしても「ちょっと違う…」と思ってしまう点。


若旦那の母親、おたえさん。


ドラマでは真矢みきさんが演じていて、それはそれは奇麗だったけど…。


原作では「江戸一番の弁天様」「雪で出来た花のよう」だと書かれている。


そして、儚げな様子だと…。


「江戸一番の弁天様」「雪で出来た花のよう」はOK。

真矢みきさんのイメージ。


だけど、真矢さんは決して「儚げ」ではなかろう…。

楊貴妃、クレオパトラと狙っているわけではないけれど…。


井上靖の楊貴妃伝よりずっと感情移入できた。

やっぱり女性が書いたものだな~。


そうそう、女ってこうだよね~。

自分(と自分の周囲の人)の事に対して貪欲で、わがままで、そしてかわいい。


逆に、男性は読んで怖くなるのかな?


最後もわかりやすかった。


クレオパトラがどうして死を選んだのか。



次は小野小町か~?

またまた中国モノで、やっぱり登場人物の名前が覚えにくかった。


まあ、話としては単純なので、微細が薄ぼんやりしていても大丈夫だったけど。



それにしても、楊貴妃は女だな~。

そして、作者は男だな~。


なんか、楊貴妃の考えることがストレートに伝わらない。

理解できない。


ただ単純に権力者の寵愛を受けて、力を得た女が自分の意のままにのし上がっていく話なんだろうけど、その気持ちをあまりに美化しすぎているような…。


男の人は女に夢を持っているんだな~。


もっとぎらぎらと権力を手にしていく楊貴妃の方が好感持てたかも。