昨日は、年に一度の「芝居見物」
日本橋の国立文楽劇場にて、前進座公演の井上ひさし原作の「たいこどんどん」を見てきた。
和風ミュージカルで、しょっぱなから下駄をはいた俳優さんたちがタップダンスよろしく群舞を披露。
大店の若旦那と太鼓持ちの桃八が繰り広げる珍道中というシナリオ。
途中で、雷さんが「口上」をし、前進座85周年の演目で、いまから28年前に当時の道頓堀中座で、今年急逝した中村梅の助が桃八の役どころで初演したと。
もう28年も経つのかと懐かしく思った。
当時は市会議員の1期目の頃。
総選挙でいえば中選挙区制度で実施されていたので、当時の日本共産党藤木洋子候補とともに、地方議員が全員舞台に上がりご挨拶したことを覚えている。
その舞台が「たいこどんどん」だったのだ。
演者は変わり、たぶん演出も様変わりしているのだろうなぁと思った。
懐かしくも、月日の経つのの早いこと。
私も、長いことやってるなぁ・・・・とあらためて思いながら帰った。
人前で何かを発表するっていうのは緊張するけれど、楽しいものだろう。
久しぶりに長女と孫がやってきて夕食を共にした。
長女は念願?の12月2日に大阪城ホールで行われる「1万人の第九」に応募。
いま、週一でレッスンに通っているとのこと。
何とここに、4年生のももちゃんも一緒に参加するそうな。
ドイツ語で歌うということで、カタカナをふって一生懸命に覚えているらしい。
それでもドイツ語で歌えず、ももちゃんは泣いていたそうな。
この4月から子どもたちの合唱団にも入団したり、第九も歌うというももちゃんは、なんでそういう気持ちになったんやろうか?
「今度、佐渡さんがレッスンに来るねん」と言っていた。
あんなに小さかったももちゃんが、どんどん成長して手の届かないところへ行ってしまいそうで、なんだかさみしいばあばである。
人間は、やりたいことをやる。楽しいことを想像するということが大切らしい。
英会話習いたい、ピースボートで世界旅行したい・・・・と夢はいっぱいだが、現実はなかなかだ。