昨日は、西宮9条ネット主催で一橋大学名誉教授の渡辺治さんの講演があり参加した。
新聞や雑誌ではよく知っていたが、直に話を聞くのは初めてだった渡辺先生。
言語明瞭に、意味も明瞭に戦争法廃止に向けての展望を語られた。
(全国)9条の会の事務局を、11年前に結成以来になってこられた方だからこそ、「共同」を何よりも何よりも大切にしてこられたことが話の節々に出ていた。
この夏の国会周辺での大きな国民的運動にも、粘り強く「共同」を追及してこられたようだった。
今、私たちが取り組み始めている、来年5月3日までに「戦争法廃止・9条守ろう」2000万人の署名についても、統一署名の用紙を作る過程で、何度も何度も参加団体から修正が出て、その都度、みんなで話し合い丁寧に対応してきた・・・・とのことだった。
民主主義って時間かかるよね。
独裁だったら、時間なんてかけず、誰かの一声で決めてしまうんだろうけれど。
昨日の講演は、学者の理論ではなく、どうすれば安倍政権を打ち破り、戦争法をなくし立憲主義を取り戻せるのか・・・・という運動論をじっくり聞かせてもらった感じ。
このボールを受け取った私は、「責任」も受け取った感じがした。