馬場順三元西宮市長ご逝去 | 上田さち子とコーヒータイム

上田さち子とコーヒータイム

日本共産党西宮市議を8期30年の経験を生かし、4月の西宮市長選挙に「チェンジ!いきいき西宮市民の会」の代表幹事として立候補予定。女性の視点で市政をチェンジ!憲法を市政のすみずみに生かすことが信条。粉もん大好きで4人の孫たちに日々いやされています。

今朝のしんぶん赤旗には、翁長沖縄県知事の陳述全文が掲載された。


裁判所前には「オナガ」コールが起こったという。


じっくりと全文を読みたいと思う。


さて、今日から西宮市議会本会議一般が始まった。


午後一番には、西宮市議団のまつお正秀市議がUR借り上げ市住問題を取り上げる。


もちろん、入居継続を求める方々の願い実現を!という立場で。


今朝議場に入って、昨日逝去された馬場順三元西宮市長のことを思った。


28年前、私が初当選した時は、市の助役をしておられた。


行政マンから助役、市長と歴任されたが、誠実なお人柄を感じていた。


新米議員であった私が、本会議場で「阪神電鉄の堀切保線基地建設」で一般質問をしたことを思い出した。


当時の計画は、阪神電鉄の線路と続けて保線基地を建設するというもの。


そのために、線路沿いの市道を、コの字型に43号線側に迂回させる計画だった。


場所は芦屋市境で、皮一枚ほどだけれど西宮市民の家があり、その方々にとっては生活道路が大きく変更される大問題。


私は「陸の孤島になる」と指摘。


これをただし、現状のまっすぐな市道をを残すことを求めた。


このとき馬場助役(当時)は答弁に立ち、「まっすぐな道は西側につながっており陸の孤島にはなりません」と。


私は「芦屋に通ずる道はまっすぐでも、保線基地によって不便となる西宮市民は西宮市に税金を納めているんです」と反論した。


結果は、まっすぐな道をハーフアンダーで残し、保線基地は43号線沿いに計画変更となった。


今日午前中は、そんなことを思い出しながら議場にいた。


「聞く耳をもった方だったなぁ」と、あらためて思う。


ご冥福をお祈りします。 合掌。