328
いいなの背中でジェラシー
ステキなアクションを垣間見ていいなと思う
その裏側で悔しがる自分がいる
いいことを良いといえない小さい器で
オリジナルないいことを創りたいと思ってしまう。
競争心は少ないと自己分析しているけれど
陰湿な感じで必要以上にいいなと距離を置きたがるのは
負けず嫌いと言えなくもない。
もっともらしい理由を並べてあちらはあちらと
涼しい顔した僕の背中はこわばっている。
もっとラフに生きたいな。と思う。
力むと伝わらないんだよな。
というのが実感。
背中のジェラシーをさっさと燃料に変えて
ゆっくり長く力強く走りたい
と、書いてみてまだそうなれない。
ステキなアクションを垣間見ていいなと思う
その裏側で悔しがる自分がいる
いいことを良いといえない小さい器で
オリジナルないいことを創りたいと思ってしまう。
競争心は少ないと自己分析しているけれど
陰湿な感じで必要以上にいいなと距離を置きたがるのは
負けず嫌いと言えなくもない。
もっともらしい理由を並べてあちらはあちらと
涼しい顔した僕の背中はこわばっている。
もっとラフに生きたいな。と思う。
力むと伝わらないんだよな。
というのが実感。
背中のジェラシーをさっさと燃料に変えて
ゆっくり長く力強く走りたい
と、書いてみてまだそうなれない。
330 後日日記2010/11/23
ほつれた糸を直すように
きゅとして
またボタンをかける
決壊した水溜まりはしばらくのあいだ
勝手気ままに方々へ流れたが
少し力を入れて
傘の先でぐいっと掘った道筋に
向かう先を見つけて流れ出す
ひとつ大河の源流を見た気がする
きゅとして
またボタンをかける
決壊した水溜まりはしばらくのあいだ
勝手気ままに方々へ流れたが
少し力を入れて
傘の先でぐいっと掘った道筋に
向かう先を見つけて流れ出す
ひとつ大河の源流を見た気がする
331 後日日記2010/11/22
ビニール傘は昔から嫌いで
折り畳み傘と普通の傘と、もうずっと使っているものがある。
でもまれに、このまれにとは傘を忘れて、しかも走ってしのげるような量じゃなかったり
長い時間歩かないといけないとき、とかになるのだけど
そんなとき、ものすごく悔しい気持ちを持ってビニール傘を買うはめになる。
安っぽい持ち手、開けるときのぱりぱりという音、閉じたときの頼りなさ、残念だ。
が、しかし彼だからこそ持ち得ている唯一の魅力があって
僕はこうやって雨を下から眺める。
さっきの雨粒があの辺、
今度のはこの辺。
うーん、まばらな雨だな。と思ってみたり
ミシンのように細かく点を打つな。と思いながらしばらく雨を見上げる。
折り畳み傘と普通の傘と、もうずっと使っているものがある。
でもまれに、このまれにとは傘を忘れて、しかも走ってしのげるような量じゃなかったり
長い時間歩かないといけないとき、とかになるのだけど
そんなとき、ものすごく悔しい気持ちを持ってビニール傘を買うはめになる。
安っぽい持ち手、開けるときのぱりぱりという音、閉じたときの頼りなさ、残念だ。
が、しかし彼だからこそ持ち得ている唯一の魅力があって
僕はこうやって雨を下から眺める。
さっきの雨粒があの辺、
今度のはこの辺。
うーん、まばらな雨だな。と思ってみたり
ミシンのように細かく点を打つな。と思いながらしばらく雨を見上げる。
333 夢の中の夢 ケベックにて
ロッジできのこのシチューとパンを
木の器で食べる
暖炉の前で眠るなんとかシュナウザー
ワインを少し口に含んでからそれをひっぱり起こして
ダウンを羽織って湖のほとりを散歩する
場所はケベックあたりがいい
聖堂の鐘がなる
マーケットでサーモンをすこし買って
手ごろなブルーチーズとメイプルも買って
湖畔をもう半周して帰る
街に外灯がともったのに気付いて
僕はダウンのファスナーを一番上まであげた
長い夜が始まるとくになにをするでもなく
窓越しに見えそうで見えない林の向こうに
鹿がとんで出たのを夢想して眠る
334 トワイライトノーヴェンバー
1999年のちょうど今くらい,
2階だか3階だかのたまたまそこしか空いていなかった個室に入院していたとき
事故の傷という傷はとうに癒えていたけど内耳震盪とかいう
平衡器官の異常でめまいがとまらず左手に毎日2パックの点滴を受けながら
ただただ病室から窓の外を眺めていた。
日が昇りそして落ちていく過程のほとんどをその窓から眺め
金星を窓枠のはじっこに置いて三日月前後の月がちょうどのぞき始めた頃
天空は地平線から劇的なグラデーションで夕暮れていき
病室の蛍光灯があまりに冷たく思えてしまうほど
妙なあたたさを持った、それでいてこの上なくせつない光が
徐々に闇になっていく様を一緒になって自転していた気分だった。
そうか。11年も前なのか。。
そうなのか。
2階だか3階だかのたまたまそこしか空いていなかった個室に入院していたとき
事故の傷という傷はとうに癒えていたけど内耳震盪とかいう
平衡器官の異常でめまいがとまらず左手に毎日2パックの点滴を受けながら
ただただ病室から窓の外を眺めていた。
日が昇りそして落ちていく過程のほとんどをその窓から眺め
金星を窓枠のはじっこに置いて三日月前後の月がちょうどのぞき始めた頃
天空は地平線から劇的なグラデーションで夕暮れていき
病室の蛍光灯があまりに冷たく思えてしまうほど
妙なあたたさを持った、それでいてこの上なくせつない光が
徐々に闇になっていく様を一緒になって自転していた気分だった。
そうか。11年も前なのか。。
そうなのか。
そうやって頬杖
そうやって頬杖ついていたって地球は回るし
こうやって珈琲かりかりやったっておんなじ速度で地球はまわる。
上空から落ちてくるものをいちいち忌み嫌ってたら外には出れないし
傘さしてみたって避けてばかりはいられない。
変化していく主体と同様に、ときとしてこちら以上の速度で変化していく周りに
いまさらながら驚いている。
起きてるときは雨降って、ぐっすり寝てたら外は晴れてたってね
次を待とうなんてやってたらたぶんずっと。。。
多少の雨のなか、エイヤと飛び出して耐えしのぎながら晴れを待つのでなく
晴れに向かっていく、ということをイメージ。
下一桁はつっかかることもなく
さらりさらりと流れ落ちる。
明日はすぐにでもやってきて
仲良くなった頃にはもうバイバイ。
砂時計をまっぷたつに折る。
意味のないことはできない。
おれは折れない。
こうやって珈琲かりかりやったっておんなじ速度で地球はまわる。
上空から落ちてくるものをいちいち忌み嫌ってたら外には出れないし
傘さしてみたって避けてばかりはいられない。
変化していく主体と同様に、ときとしてこちら以上の速度で変化していく周りに
いまさらながら驚いている。
起きてるときは雨降って、ぐっすり寝てたら外は晴れてたってね
次を待とうなんてやってたらたぶんずっと。。。
多少の雨のなか、エイヤと飛び出して耐えしのぎながら晴れを待つのでなく
晴れに向かっていく、ということをイメージ。
下一桁はつっかかることもなく
さらりさらりと流れ落ちる。
明日はすぐにでもやってきて
仲良くなった頃にはもうバイバイ。
砂時計をまっぷたつに折る。
意味のないことはできない。
おれは折れない。

