萬斎先生からの御指導
萬斎先生から
ゆんさまのSEIMEIの振り付けに
指導が入りました!
☆その1呪を唱えるポーズ
ゆづのSEIMEIを見た時に萬斎先生は
「この左手はなんぞや」と
感じたそうです。
萬斎先生は映画で
長い袖の狩衣を着ています。
さらに烏帽子もかぶっています。
だから左手は後ろに。
ゆづには烏帽子がないので
アレンジする必要があると。
「この型に何の意味があるのか
わからないままにほっておかないで
ただ映画で晴明がこのポーズを
やっていたからというだけでなく…
ただ外形をなぞるのではなく
天・地・人を司っとるのやという
意識を込めれば…
それが集中の一つの契機にりますね。」
と。
萬斎先生、優しい言い方だなぁ。
賢いゆづはすぐに
「自分が振りにどういう意味を込めて
やっているのかということですね。」
と答えていました。
よい生徒じゃ。
☆その2 最後のポーズ
後ろ向きで両手を広げてたね。
これもかっこいいけど…
最後は太鼓で終わるので…
ゆづは
「その音をどうやって見せようかなと
ちょっと悩んでいます。」と。
萬斎先生は
「音を見せた最後、羽生選手が
見えなきゃいけない。」と。
萬斎先生は
「手で天に響いたというか」と。
ゆづは目を閉じて考えながら
「なんて表現したらいいんですかね…」
ゆづは
「音自体を追う…じゃないですけど」
と。
萬斎先生は
「音をまとい音を司どったという感じで
最後の音がバーンとなったものが
そのまま照射したような
それが広がったという方が
かっちょええ気が
演出家、
振付家、野村萬斎的には
思いました。」と。
そのあとゆづは
「もう振り付け変えたい(;´д`)」と。
☆その3
記憶に残る演技をするには
ゆづは
「一番は結果だが
記憶に残る演技ができなければ
結果にならない。」と。
萬斎先生は
「やっぱりジャッジという邪な…
邪でもないかもだけど
人に対してだけでなく
周り全体の空気を感じ取る。
場を支配するためには
場を味方につける。
自分の意識を
会場全体に持っていきたいし…
その場とその時間空気を
まとうことができると
人は喜びますね。」と。
ゆづがお礼を言うと
萬斎先生は
「害がないことを祈ります。」と。
なんて謙虚なお方~~!
「萬斎さんがおっしゃってた
一つ一つの形に意味を持たせる。
スピンにもステップにもジャンプにも
意味を持たせることができるし
全部自分の中の
解釈で変えられると思います。」
外形をなぞるのではなく
わからないことをそのままにせず
意味を持たせる…
とても大切なことだと思います。
解釈は人それぞれ。
20歳の青年が自分の理想にむかって
考え続けることが大事。
たとえそれが未熟と言われても。
その過程が大事だし
今後につながっていくんだと思う。
陰陽師が活躍していた時代背景に
ついても、まだまだ勉強が必要だね。
今頃、必死で考えて悩んで
練習しているのではないかな?
ボーンもブライアンも外国人だから
この振り付けはゆづが主に
考えていくんだろうね。
私は
それを遠くからそっと見守り
テレビの前で熱烈声援していきたいと
思っています。
↑
試合見るのこわいけど…
今日のゆづはどこの空の下?
どこにいても元気にご飯食べて
笑顔でいてくれますように。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。
画像は動画からお借りしました。
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