通勤では、車で大抵はFMラジオを聴いている。勤務は10:00からなのでラッシュには巻き込まれない。
そんな中、NHKFMの「音楽遊覧飛行」という番組で懐かしい歌を聴いた。はしだのりひことクライマックスの「花嫁」(1971年)というもの。
花嫁と夜汽車、故郷の丘に咲いていた野菊の花束の花嫁衣裳……。とても新鮮な取り合わせだ。当時の世相が思い起こされる。
この曲が流行ったのが、私が中学1年、まだ恋も何もわからない頃だ。あれからはや53年、半世紀以上が過ぎてしまった。「昭和は遠くなりにけり」である。
以下、歌詞とともに歌を掲載する。
「花嫁」 はしだのりひことクライマックス(ボーカル:藤沢エミ)
花嫁は夜汽車にのって
とついでゆくの
あの人の写真を胸に
海辺の街へ
命かけて 燃えた
恋が結ばれる
帰れない 何があっても
心に誓うの
小さなカバンにつめた
花嫁衣裳は
ふるさとの丘に咲いていた
野菊の花束
命かけて 燃えた
恋が結ばれる
何もかも 捨てた花嫁
夜汽車にのって
夜汽車にのって
夜汽車にのって…