何時になく暖かい12月14日。今年も「忠臣蔵」の季節になった。民放BSで忠臣蔵一挙放送という特番が組まれており先日から久しぶりに楽しんでいる。
「忠臣蔵」の物語は昔から好きで今まで様々なものを観てきたが、やはり1990年の正月に放送されたテレビ東京の新春ワイド時代劇「大忠臣蔵」が思い出深い。気がつけばもう33年も経つのか。
原作は森村誠一の小説「忠臣蔵」。配役は大石内蔵助が松本幸四郎(現・松本白鸚)、浅野内匠頭が近藤正臣、吉良上野介が芦田伸介というというもので、以後も何度か再放送されているが、私は忠臣蔵中不朽の名作と思っている。
このドラマの中で最も印象に残っているのが「垣見五郎兵衛」の件(くだり)。垣見五郎兵衛は天下の男前、片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)が演じた。このシーンに涙しない者はいないだろう。
主題歌は五木ひろしの「絆」。物語にぴったりの曲だった。また五木ひろしは「畳屋政吉」役でドラマにも登場している。
この「大忠臣蔵」調べるとVHSが発売されているようである。いつの日かDVD化されることを期待してやまない。
※画像・動画は拝借いたしました。