英語の迷い道(その70)-追悼-大橋純子「たそがれマイラブ」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

私が大学に入学した1978年は女性ヴォーカルの名曲が多い年だ。

 

渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」「ブルー」八神純子さんの「思い出は美しすぎて」「水色の雨」庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」「モンテカルロで乾杯」などなど。

 

いずれもカラオケでよく歌ってきた曲だ。そんな中、その年の夏ごろに発売されたのが大橋純子さんの「たそがれマイラブ」だった。非常に虚無的(ニヒリスティック)な歌詞が魅力的な曲だった。難しい曲なのであまり歌ったことはない。

 

大学1年の夏休みはあまり思い出がないが、丸山真男「日本の思想」の感想文と格闘していた記憶が残っている。同書は45年の時を超えて、今年なんとか読破したが、当時の自分には歯が立たなかったようである。

 

 

ご冥福を心からお祈りしたい。