私が大学に入学した1978年は女性ヴォーカルの名曲が多い年だ。
渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」、「ブルー」。八神純子さんの「思い出は美しすぎて」、「水色の雨」。庄野真代さんの「飛んでイスタンブール」、「モンテカルロで乾杯」などなど。
いずれもカラオケでよく歌ってきた曲だ。そんな中、その年の夏ごろに発売されたのが大橋純子さんの「たそがれマイラブ」だった。非常に虚無的(ニヒリスティック)な歌詞が魅力的な曲だった。難しい曲なのであまり歌ったことはない。
大学1年の夏休みはあまり思い出がないが、丸山真男の「日本の思想」の感想文と格闘していた記憶が残っている。同書は45年の時を超えて、今年なんとか読破したが、当時の自分には歯が立たなかったようである。
ご冥福を心からお祈りしたい。