英語の迷い道(その36)-「厩戸皇子(聖徳太子)」の正体-「法隆寺」の謎 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

先日、大学の教官をしている学生時代の友人から久しぶりにメールが来た。彼は私に二冊の書籍を紹介してきた。いずれも「聖徳太子」に関するものである。

 

なお、「聖徳太子」の現在の教科書表記は教科書では「厩戸皇子(聖徳太子)」となっているらしい。

 

 

彼とは予備校で同じクラスだったが当時は付き合いは無かった。彼は文学部に進んだが、入学当初から互いに下宿を行き来するようになった。以来付き合いもはや45年になる。

 

哲学者、梅原猛「隠された十字架」(1972年)を、彼から紹介されて読んだのが学生時代だったか、卒業してからだったか?

 

 

 

今回紹介されたのは以下の二冊である。

 

①「聖徳太子はいなかった」(2004年 谷沢 永一著・新潮新書)

 

②「聖徳太子は蘇我入鹿である」(1991年 関 裕二著・ワニ文庫)

 

 

 

 

どちらもかなり奇想天外なタイトルだが、積ん読にならないよう秋口には読み終えたい。読後感を肴に秋には一献傾けることになるだろう。