昨日は梅雨の晴れ間で爽やかな夏空が広がった。山陰線をドライブしたが、気温はさほど高くなく、すこし冷たい風が心地よかった。
今回はもう一つ動物を使った金融・証券用語を紹介する。「強気(Bullish)」と「弱気(Bearish)」というものだ。
Bull は「雄牛」、Bear は「熊」だが、決して雄牛が熊より強いということではない。ブル・ベアともに、相場の強気・弱気を示す言葉である。
「ブル」は強気のことで、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草から相場が上昇していることを表し、「ベア」は弱気のことで、熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸めている姿から相場が下落していることを表す言葉として使われている。
(SMBC日興証券「初めてでもわかりやすい用語集」から引用)
こちらも、単語の定義を確認しておく。
Bullish:
On the stock market, if there is a bullish mood, prices are expected to rise.
株式市場で、株価が上昇することが予想される状況を bullish という。
Bearish:
On the stock market, if there is a bearish mood, prices are expected to fall.
株式市場で、株価が下落することが予想される状況を bearish という。
以下に、英文例を記載する。
1) In the meantime, a bullish economic outlook prevailed among firms, and they substantially augmented their production capacity.
この間、企業間で強気な経済見通しが優勢となり、企業は生産能力を大幅に増強した。。
2) Analysis of recent data indicates a strong sign that the current bearish cycle is unlikely to continue in the near future.
最近のデータ分析は、現在の弱気サイクルが近い将来も続く可能性は低いという強い兆候を示している。