先日買った紅茶パックのセットに「バニラ・カモミール」(Vanilla Chamomile)という風味があって結構美味しい。
昔からコーヒー党で紅茶は全く飲まなかったが、飲み始めたのはここ7~8年ほどである。
カモミール(chamomile)とは、ヨーロッパ原産のキク科ローマカミツレ属の多年草で頭花を苦味薬にする、と辞書にあった。確かに少し変わった苦味がある。
バニラ(vanilla)も植物だが、バニラについては以下のエッセーを2017年7月に書いている。
アイスクリームが美味しく感じられるのは気温が22℃から30℃までだそうで、気温が30℃を超えると冷たさをより強く感じる氷菓(アイスキャンディー)やかき氷、清涼飲料水などが好まれるそうです。
※一般社団法人日本アイスクリーム協会調査(2012年4月実施)参照。
https://www.icecream.or.jp/data/pdf/icebiz2012.pdf
このアイスクリームに使われるバニラ(ビーンズ、エッセンス)ですが、卵などの臭みを消す効果、素材の甘みを引き立たせる効果以外に鎮静効果や滋養強壮効果もある優れもので「アイスクリームと言えばやっぱりバニラが好き」という人が多いのも頷ける話です。
ところで、英単語のバニラ(vanilla)ですが、植物のバニラ、香料としてのバニラ以外に形容詞として「ごく普通の、平凡な、ありきたりの」という意味があります。Plain-vanillaという形で金融や自動車等の業界で使われており、この場合のplain-vanillaの反意語はexoticとなります。
Plain-vanilla interest rate swaps 「標準的な金利スワップ(取引)」
Plain-vanilla family vehicle 「ごく普通のファミリーカー」
Exotic currency options 「エキゾチック(非標準的な)通貨オプション(取引)」