「花冷え」(“Cold in cherry blossoms season”) | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

年度を越えてやっとコートを脱ぐことができたがまだまだ夜は冷える。所謂「花冷え」の時期になった。

 

今日が入社式のところが殆どだと思うが、入社式のことは今でも記憶に残っている。誂えたばかりのグレーのスーツにやや明るい紺のネクタイ。地元のデパートで両親が買ってくれた最後の衣服である。

 

我々の時代、リクルートは紺のスーツに赤のネクタイとほぼ決まっていたが、初めてのグレーのスーツはあまり私には似合ってはいなかったように思う。

 

あれから早や35年。今振り返れば長い道のりだったようにも、また一瞬だったようにも思う。人の人生とはそんなものである。

 

まあ、今日から社会人になった人もいるわけだから、あまりしんみりした話はやめてこんな歌は如何だろう。全ては今始まったばかりである。

 

https://www.youtube.com/watch?v=dEzgsHQ3N7E