心做しか穏やかな師走の始まりとなった。今年ももう終わりかとなどと振り返るにはまだ早い。いよいよ翻訳冬の陣が始まるからである。今年も戦いの中に時は流れ、一年がまた過ぎてゆく。
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昨日ラジオで聞いたが、今年の英単語は “xenophobia” だったそうである。これは「外国人(外来のもの)嫌い、外人恐怖症」という意味だか、2015年の “refugee” 「難民」から繋がっている感じである。
Xenophobia:
Xenophobia is strong and unreasonable dislike or fear of people from other countries.
「他の国から来た人々に対する強くて不合理な嫌悪感または恐怖」
この語の接尾語 “-phobia” は「…恐怖症、…嫌い」という意味で、その反対が “-philia (or -phile)” で「…の傾向、…の病的愛好(おたく)」となる。
“-phobia” ⇔ “-philia”
以下いくつか単語を挙げておく。
Acrophobia: 「高所恐怖症」
Arachnophobia: 「蜘蛛恐怖症」
Claustrophobia: 「閉所恐怖症」
Sitophobia (= anorexia): 「食物恐怖症、拒食症」
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Ailurophilia: 「猫愛好(者)」
Cyberphilia: 「コンピュータ異常愛好者(おたく)」
Hemophilia: 「血友病」
Necrophilia: 「死体(性)愛」