「鉛直・水平」と「垂直・平行」 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

技術英語では「鉛直・水平」「垂直・平行」という言葉がよく使われる。特に鉛直と垂直は原文でも混同して使われていることが多く、意味の違いをしっかりと理解し英訳する必要がある。

 

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鉛直とは本来鉛直線の方向、つまり重力の方向をいい「鉛直・水平」とは「重力の方向に対して平行・垂直なこと」をいう。

 

その「平行・垂直」であるが、「平行」「同一平面上の2直線がどこまで延長しても交わらないこと」また「垂直」とは2直線が互いに90度で交わること」をいう。

 

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英語では「鉛直・水平」“vertical”“horizontal”「垂直・平行“perpendicular”“parallel”で表す。

 

Vertical Horizontal

Perpendicular Parallel

 

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このような概念は言葉より図で示した方がわかりやすい。なお図の作成にあたっては『数・数式と図形の英語』(銀林 浩/銀林 純共著)を参考にした。
流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも