「漢詩」アクセストップ10(2012年12月末) | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

仕事納めの日の雨は夜半にあがり、昨日は晴れて暖かかったが、今日はまた雨になった。昨日が帰省ラッシュのピークだったようである。


このような人々の「大移動」を見るとexodus”という単語を思い出す。これはthe Exodus”となると旧約聖書の史実「出エジプト」のことで、紀元前1230のイスラエル人のエジプト脱出を意味する。


“Exodus”の一般的な意味は以下の通り。


Exodus:

If there is an exodus of people from a place, a lot of people leave that place at the same time.

「たくさんの人が同時にある場所を立ち去ること」


なお紀元375「ゲルマン民族の大移動」the Germanic migrations”と表わす。


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昨年来ブログの中で多くの漢詩を紹介してきた。漢詩の記事に対するアクセス数は多く、また季節によりアクセスされる詩も異なっている。今日は2012年末(冬)におけるアクセストップ10を公表する。


1位   「登高」 杜甫

2位   「江南春」 杜牧

3位   「香爐峰下新卜山居草堂初成偶題東壁」 白居易

4位   「涼州詞」 王翰

5位   「燕歌行」 曹丕

6位   「江雪」 柳宗元

7位   「送友人」 李白

8位   「秋夜寄丘二十二員外」 韋應物

9位   「代悲白頭翁」 劉希夷

10位  「秋風辞」 漢・武帝


やはり季節柄秋から冬の情景を詠んだ詩が多いが、すべて別の詩人となったのは意外だった。


流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも