「カスプ」(”cusp”)の宿命 | 流離の翻訳者 青春のノスタルジア

流離の翻訳者 青春のノスタルジア

福岡県立小倉西高校(第29期)⇒北九州予備校⇒京都大学経済学部1982年卒
大手損保・地銀などの勤務を経て2008年法務・金融分野の翻訳者デビュー(和文英訳・翻訳歴17年)
翻訳会社勤務(約10年)を経て現在も英語の気儘な翻訳の独り旅を継続中

「カスプ」(”cusp”という言葉を聴いたことがあるだろうか?実は私は先日初めて知った。


もともとは「先端・尖端」の意味のようだが、天文学(占星学)上は別の意味を持つ。これは黄道十二星の宿(しゅく)の開始点のことで「星座と星座の境目」を意味する。


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この「カスプ」は年によってずれることがあるので、特定の誕生日の人は、年によって星座が変わる(誕生日が2つの星座に跨っている)ことになる。


もちろん占星学を信じてるわけではなく単に話のネタの一つと考えているが、私は天文学は好きな方だがこの「カスプ」の存在は今まで知らなかった。


カスプにあたる日が一年に何日くらいあるのか知らないが、例えば1122日生まれは「蠍座」(”Scorpion”「射手座」(Sagittarius”の両方に跨るわけで、何となく羨ましく感じてしまうのである。


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参考までに”cusp”の英英辞典の定義を以下に記載しておく。


Cusp:

If you say that someone or something is on the cusp, you mean they are between two states, or are about to be in a particular state.

「ある人や物が『カスプ』にあるとは、その人や物が2つの状態の間にある、または特定の状態にまさになろうとしている状態を意味する」


流離の翻訳者 果てしない旅路はどこまでも-cusp