既に大本営発表から2週間近く経過してしまいましたが、この発表は衝撃的でした。
2024年10月 奈良線・京都線で新型一般車両がデビューします!
(近鉄大本営より・PDFファイル注意)
以下引用開始
近鉄では、老朽化した車両を更新するために新型車両の投入を計画していますが、2024年10月から奈良線、京都線、橿原線および天理線で新型一般車両の運行を開始することを決定しました。
今回の新型一般車両は、ベビーカーや大型荷物などをお持ちのお客さまが気兼ねなく着席して過ごせるスペース「やさしば」を1両あたり2カ所設置するなど、多くのお客さまからのお声を反映した車両としています(後略)
以上引用終了
いよいよ、2年前にアナウンスされた新車が現実となります。
当時のアナウンスを取り上げた記事はこちら↓
この記事で「我国初の装備」と称しているものこそ、上記リンク先にある「やさしば」というスペースですが、これは、ベビーカーや大荷物などを持つお客が気兼ねなく着席できるスペース。特色は2面に背もたれがあり、どちら向きにも座れること。さらに、L/Cカーとしながらも、1編成一律ではなく、1両ごと、あるいは区画ごとの設定も可能とされ、よりきめ細かな対応が可能とされています。
近鉄一般車というと、管理人にとってはこの色なのですが↓
マルーンと白
平成12(2000)年から投入された「シリーズ21」はこの色。
今でも近鉄らしくない(失礼)と思ってしまう
今回の新車は、マルーン(阪急のそれとは異なり1枚目の写真のような赤色)と白のツートンとなるようであり、当初計画のような赤・白・青のトリコロールカラーではないようです。これについて鉄道趣味界では「コストダウン(塗装工程におけるマスキングの面倒くささを嫌ったということ)ではないか」という、身も蓋もない意見が多数を占めていますが(^_^;)
それよりも何よりも、管理人の関心が集中している点。
それは
8A系
という車号。これに管理人は全て持っていかれてしまいましたw
かつて西武が001系「LaView(ラビュー)」を投入した際、その付番方法が鉄道趣味界では大きな話題となりました。なぜなら、その付番方法は大手私鉄とも国鉄~JRの方式とも異なっていたから。「001-A1」という付番方法で、Aが編成番号(Hまで8編成ある)、Aの後ろの数字が号車番号となっています。
そうなると「8A系」の付番方法はどうなるのか。そこに管理人の関心が集中しています。頭の「8」が京都・奈良・橿原・天理線用であることを表す数字であることは、容易に想像がつきますが。
新型一般車は、これら路線以外にも名古屋線・大阪線・南大阪線にそれぞれ投入される予定だそうですが、名古屋線用は「1A系」、大阪線用は「2A系」、南大阪線用は「6A系」となるのでしょう。これは、一般車の形式の数字で、千の位の1が名古屋線、2が大阪線、6が南大阪線、8が京都・奈良・橿原・天理線用を示すことから類推したのですが、これら他路線用一般車の付番方法も大いに気になります。
とにかく、付番方法が気になって夜も眠れない…って、それなんて地下鉄漫才(古い?)
…お後がよろしいようで。
【おことわり】
当記事で使用している写真は、全て以前の記事からの転載です。