前編から続きます。

 

高輪ゲートウェイ駅に到着した後は、バスはそのままその場所で折り返しを待ちます。

管理人は、下神明駅入口のバス停の写真を車内から撮り損なったこと、ここからどうやってR15を品川駅方面へ折り返すのか知りたくなったこと、以上の理由で帰りの便にも乗車することにしました。運転手さんには怪訝そうな顔をされましたが…(滝汗

 

…それはさておき。

 

R15の上り線から発車する

 

帰りも「ヲタ席」に座り、どうやって折り返すのか観察することにしました。

すると車は、R15上り線をするすると右へ寄り、泉岳寺交差点へ。ここは高輪ゲートウェイ駅開業前は三叉路となっていた場所。その右折レーンへ。

 

もしかしてここでUターン?

 

もしかして往年の関東バスの中野駅~小茂根間の路線のように、交差点でそのまま転回するのかと思ったのですが、右横を見るとバスの体躯から転回は無理そう。

 

そのまま右折

 

結局、Uターンではなく右折し、高輪ゲートウェイ駅近くまで入っていくことになります。

 

絶賛工事中

 

そして本来の駅入口付近は、バス停がなくなっていました。

 

渋43で乗ってきたときはこの写真の手前あたりにあった

 

ここを通り抜け、R15の下り線へ。つまり、周囲の道路をぐるりと大回りして折り返したということになります。

 

ここを左折してR15の下り線へ出る

 

R15の下り線へ出た後は、往路の巻き戻しなので車窓は省略。ただし、品川駅からまとまった乗車があったのには驚きました。北品川でも数人の乗車があり、「井50」「井51」の両系統、本数は少ないながらも定着しているようです。

 

そして問題の(?)下神明駅入口バス停で下車。運よく停車中の写真を撮影できました。しかも行先表示のLEDが「キレテナーイ!」(某剃刀のCM調)。

 

見覚えのある場所へ

 

この場所、やはり以前の記事で取り上げた「バス路線のないバスベイ」でした。早晩バス路線の開設はあると思っていましたが、やはり東急バスだったか。

こちらはバスが去った後に撮影した停留所の写真と、一昨年1月に視察した際に撮影した写真です。比較の意味であえてノーキャプションで。

 

 

 

手前側のバリケード(2枚目写真の右側に写っているやつ)が取り払われ、バス停ポールも建てられ、バス停として機能するようになっています。

 

こちらは往路に撮影し損なった、大井町駅・高輪ゲートウェイ駅方面の乗場。こちらも2枚目を昨年1月の写真とし、同様にノーキャプションとします。

 

 

 

こちらもめでたくバス停となりました。

ただし、歩道部分は未整備のところが残っているようで、工事用バリケードが残っていました。奥に見える二葉トンネルは手前にある豊トンネルとは違い、歩道部分がありません。追って整備されることになるのでしょう。

 

このあと、管理人は大井町線の下神明駅まで歩いたのですが、距離の割には道が分かりにくく閉口しました。バス停の奥、二葉トンネル寄りの歩道が整備されれば、もう少しわかりやすくなるのでしょうか。

 

さて、総括。

本数は少ないながらも、両方向とも乗車率は決して悪くなく、定着している印象を受けました。

そしてこの路線が品川区役所へのアクセスを担っているというのであれば、平塚橋~下神明駅入口間に全く停留所がないのは改善の余地があると思います。具体的には、荏原中延駅近く、戸越三丁目交差点と戸越公園駅近くの3か所に停留所を設けること。地元からの要望がないわけはないと思うのですが、調整に難航したのでしょうか。

この路線が学芸大学駅付近まで伸びれば…というのは、管理人の我儘ですね、はい(^_^;)


【取材日 令和6年4月18日】

 

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【おことわり】

当記事は04/21付の投稿とします。