当記事は、こちらの記事の続きとなります↓
さて次に、それでは以前の「名物バス乗場」はどうなったのか、それも見ておきましょう。
以下に、バスが発着しなくなったスペースの写真、バス乗場入口の写真、シャッター横の柱に貼ってあるバス乗場移転を知らせる掲示物の3点を。あえてノーキャプションとします(3点目の写真は前編の再掲)。
やはりシャッターが下ろされていましたか…。
この建物と横のバス駐車スペースの各敷地は、臨港バスの持ち物らしいのですが、今後どうするのでしょうか。
なお、2階の不動産屋さんは盛業のようでした。しかしもし臨港バスがこの土地を売却するのであれば、この不動産屋さんも移転しなければなりませんが。
このバス乗場が現役だったころの写真を2点アップしておきましょう。なお、この2点の写真は、いずれも以前の記事からの転載です。
常に誘導員さんがいた
ここはバックで入らざるを得ないため、どうしても誘導員さんの協力が必要になります。しかし移転先の新綱島駅バスターミナルの方は道路上の乗場のためスルー運転が可能となっていて、誘導員さんの出る幕はありません(よほど何か多客のイベントでもあれば別でしょうが、普段は)。だから「鶴03」の乗場を新綱島駅バスターミナルの方へ移したのは、誘導員さんをなくすことにもなりました。
こちらはバスがいないときに建物を撮影したもの。
必ず建物内を通って乗場に行くようになっていた
バス停の上屋のところにカラーコーンがありますが、これは、ここから進入してバスに乗ろうとする人をブロックするため。つまり「鶴03」に乗りたい人は、必ず建物内を通る必要があったわけです。
このあたりに大型バスが出入りしなくなり、歩行者の安全性は大幅に改善されました。
最後に綱島駅バスターミナルを。
以前発着していた臨港バス・市バスが新綱島駅に移ったため、ここは東急バスのみが発着するターミナルとなっています。
東急バスオンリー
ここから市バス・臨港バスの路線が発着しなくなって、東急バスの路線のみが発着するように変更されたことで、乗場と事業者の関係が分かりやすくなった気もします。
ただここのバスターミナル、一体いつまで使うのでしょうね? このように、バスが車体後部を突っ込んで停車する型のターミナルは数を減らしつつありますが、狭隘な場所で多くの路線の発着を捌こうとすれば、このような方式しかないのだと思います。前編で触れた横断歩道と同様、抜本的な改善は駅周辺の大規模再開発を待つしかないのでしょうか。
【追記】(令和6年4月10日 23:55)
ひるね様から頂戴したコメントによれば、令和10(2028)年度までに綱島街道を跨ぐ連絡デッキが2本建設されるようです。それが完成すれば、かなり改善になると思われますので、とりあえずそれの完成に期待しましょう。
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【取材日 令和6年4月8日】