コメント返信を通して、教員(講師)としての諸々の思いを語る
しかし、以前この類のHNでの嫌がらせコメントに悩まされていたため、IPも「0.0.0.0」(つまり携帯から)であった事から「またその者による書き込みか」と思ってしまい(アメブロのユーザーモードでは、コメント一覧はHNとタイトルしか表示されない)、内容を見ずに削除してしまったのですが・・・
先程、ここでも時々紹介しているブログ「hotの私立高校偏差値ガイド 」が更新されていたため訪れてみると、最新のコメントに同じHNでの深刻な投稿を見付け「もしや、この方だったのかもしれない」と思ったのです。
そうでありましたら、本当に本当に申し訳ありませんでした。今回こちらにコメント下さったあ様とhot氏のブログに書き込まれた方が同一人物という事を前提に、以下にコメントを前述のブログから転載し、返信させて頂きます。もし違ったとしても、教師として過酷な目に遭われた方が叫ばれているのは事実ですから、この場を借りて意見を申し上げたいと思います。
http://blog.livedoor.jp/hotforteacher/archives/51000001.html#comments
本当にお辛い思いをされましたね。。どうお言葉をかけて良いか・・・文章から察するに、公立の講師をされていたのでしょうか?
ただ私自身も、ここまで酷くはないにせよ、拝読して思い出す体験はあります。
今まで同じ学校で複数年度継続の経験は無い私が感じたのは、
「どんなに自分が精一杯に勤め、多くの生徒達や先生方に好評であっても、上層部から翌年度の更新依頼を受けるまで、絶対に安心出来ない」という事です。
いや、講師仲間では、年度末近くなって「来年度もよろしくお願いします」と言われながら、間もなく後に「やっぱり来年度は無しで」とクビになったケースもあります。
初めから講師を使い捨てる目的の学校もあれば、そのつもりは無くとも事情が急変し切られる場合もありました。
校長や教科主任等に気に入られなかったり都合が悪かったりすると、能力や熱意の如何に関わらず、クビにされる事もあり得ます。
私自身は過去に、自教科で実権を握っていた教諭(私の在職した翌年から教科主任に)に嫌がらせを受けたり、私の悪口を校長に言ったりなどし 、校長もそれを信じたため、1年での解雇!専任だったため、かなりクタクタになるまで働いたのに・・・態度の悪い生徒達からの暴言も併せ、プライドはズタズタでした。
しかも後任は、私より仕事が出来ないのに翌年度以降も継続。聞くところによると、この後任は上述の教科主任とは仲良くしていたようです。ここでの体験はかなりトラウマになっており、思い出したくない程です。
自分もちょうど1年前は、毎年1年限りでの切り捨てに、絶望と不安から教員を辞めており、ある進路に向けて勉強していたとはいえ、時折、無性に怒りがこみ上げてきたものです。
しかし、そうした進路活動を経て(思うようにいきませんでしたが)、そして秋からの代講を行い、久々にやりがいを感じました。そして今のところは「状況は厳しくとも、自分が行える仕事を精一杯やっていこう」と、以前より気持ちを強く持てようになっています。
今年度は、新任校で結構多くコマを持つと共に予備校とも掛け持ちをしますが、更に何か+αの事も出来ればと考えています。
万が一の事態になった時も生き抜けるような力と知恵を身につけたいものです。場合によっては講師をしながら他のアルバイトを行うのも「様々な世界が見られる」とプラスに捉えようかなと。
「綺麗事」としてまとめてしまった感じですみません。でも私も、昨年までの2,3年は、学校側の理不尽な扱いに何度も泣いたり怒ったりしました。年齢的な事からも、今後が不安なのに変わりはわりません。
とはいえ、いったん(約半年)教職から離れた事も、心身を休めながら今後について見つめ直すきっかけになれたと思います。
ただ、ご自身の地区で働けなくなった、というのは酷い話です!ご自分の好みと感情で先生方を苦しめるこの校長には心底怒りを覚えます。
公立に関しては無知なため、適切な事を申し上げられず恐縮ですが、人を泣かせる者は将来、必ず本人に返ってくるはずです。実際、そうした場面も目にしてきました。
もしまたおっしゃりたい事がありましたら、私でよろしければ、ご遠慮なくお書き込み下さい。より良いアドバイス等がおありの方からのコメントも大歓迎です。
貴殿の苦しみが癒え、良いお仕事に巡り合われる事をお祈りしています。
ブログネタ:仕事で辛いこと、楽しいこと
参加中
以上の通り、私自身や講師仲間達は、精一杯の働きや周囲の評価に関わらず、学校側の都合等で使い捨てにされる事が多く、不安定な身分に何度辞めようかと思い、実際に1年前は辞めてしまいました。
そんな自分が講師に戻ったのは、当時に行った進路活動がダメだった事もありますが、ちょうど良いタイミングで次の仕事を頂いたりする中で「縁」というものも感じるようになりました。
そして何より、自分は若い人が好きなんですよ(^^;彼ら彼女らに接していると元気が出るというか。
時には悪戦苦闘(?)しながらも、授業を通して徐々に信頼関係が作られていく事にも、喜びを感じますね。
以前、講師仲間の一人が「こんな待遇に辞めようと思っても、また戻ってきてしまう。中毒みたいなものだ」と。
私もそうですが、何だかんだ言いながら、時には絶望感さえ抱きながらも、自分を慕ってくれる生徒達はやはりかわいいものですし、離任後もどうしているか気になるものです。
もちろん、勤務体験を重ねるにつれ、そのような綺麗ごとでは済まされない部分もあれど「人間対人間」、しかも未来を担う子供達を育てる仕事は貴重であり、その現場待遇が改善されていく事を願ってやみません。
8さん 、久々のコメント嬉しく思います。少し前は不満だらけの自分でしたが、徐々に気持ちに変化があります。8さんのような、子供達への愛情たっぷりで教師達へも理解を示して下さる方の温かなご支援が、非常に励みになります。
part time teacherさん
、おっしゃる通り、嫌なものも含めすべての経験が無駄ではないと信じたいです。お互い前年度の反省を活かし、新年度も頑張りましょう