八潮道路陥没事故の記事に思う | さすらいびとの徒然漂流記

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陥没穴での捜索を断念した八潮陥没事故

 

科学的に導かれる常識と非科学的な災害対応のギャップが書かれていて面白かったけど,この記事を読んでいてふと思ったことがある。

 

この記事を書いた人や記事に出てきた元自衛官は,埼玉県知事なり,八潮市長なりにアクセスし,アドバイスをしたのだろうか。

 

事後に検証なり,批評なり,をするのは必要なことだけど,実際に対応の不味さに気づいた時点でそれを伝えようとしたのだろうか。

もちろん,伝えようとしたけどだめだた言う事もある。受ける方からするとまともな意見だけとは限らないという問題がある。その対応で更に人と時間を取られるのはたしかに問題なので,誰の意見でもというは無理があるのはわかる。

とすると,この記事を書いた人がどの程度の立場の人なのか,ということがあるだろう。

経歴を見ると元東大教授ということからすると,何らかのつてがなかったのだろうか。

元自衛官の方も同じで,元同僚あるいは間接的にでもにそれなりの立場の人がいなかったのだろうか。

 

今回の事故を受けて,国土交通省が全国の下水道管理者に対して緊急点検を実施するよう要請したけど,限られた予算と時間,そして昨今は人員も,では事前に調査もやりきれないことは明らか。

戦後もしくは高度経済成長期に作られたインフラの多くが老朽化し,下水道以外に今後もこのような事故が全国で発生すると思われるけど,この記事あるように科学的な判断ができる首長もしくはそのブレーンが必ずしも確保できるとは限らないことからすると,この記事を書いたような人が警告をでき,それを素早く正確に首長に届け,正しい判断ができるための仕組みが必要ではないかと感じる。