例によって地元シネコンで10人ぐらいしか
入っていなかった…
ある日,仲の良い夫婦の妻が暴行を受け,
そこに正義を守る秘密組織の男が現れ,
夫が私刑を依頼したことでトラブルに
巻き込まれるという話.
まあ,最初はチョコバーを買うとか些細なことを
手伝うんだけど,徐々にエスカレートして,
別の犯罪者を殺すってことになるんだよね.
この辺の流れは見え見えだったね.
もちろん,断るとプレッシャーをかけられて
っていう展開も.
もっとも,この組織の男が暴走していた
っていうのがちょっとひねりだね.
結局のところ,この組織について
この映画の中では善悪を保留している
感じの終わり方だったかな.
ちょっと,旧東欧とかの秘密警察なんかの
変化形って感じもしたね.
邦題は組織の殺人依頼を果たしたときに
完了を知らせる合言葉,
Hangry Rabbit Jumps
から来ているんだけど,これが暗喩で,
以下の頭文字が対応しているんだよね.
Hungry : Humanity(人間性)
Rabbit : Reason(理性だったかな?)
Jumps : Justice(正義)
でも,日本語だと全くそれが分からない
ってのがなんとも.