やっぱり出回っていたみたいだね.
【セシウム汚染牛】「やむを得ない嘘」が招いた影響
それにしても,この問題は政府や東電の原発情報の隠ぺいと
生産者の被曝に対する無知が招いた結果という2つが合わさって
起こった問題だね.
【セシウム汚染牛】なぜ検査をすり抜けた?
はじめは調査不足かと思ったが農家が嘘をついたってことだね.
これじゃ,東電が一次情報を伝えなかったのと同じ.
まさに今回も情報隠ぺいが招いた人災.
それと,食の安全についての意識の低く,消費者への被害を
考慮しない古い生産者の姿が見えるね.
「責められない」と言うコメントがあるけど,これは原発以降にも
禍根が残る発言だと思うんだけど.
つまり,このコメントが出るということは,
他の酪農家も同じことをしているかもしれない
ってことを意味するし,更には
今後も何かが起こった場合も同じことを
するかもしれない
ということでもあるからだ.
これは,
「福島の生産者は嘘吐きで信用できない」
というレッテルが今後ずっと付きまとうことにもなりかねない.
まさに狼少年ならぬ狼酪農家.
被害は同郷の農家全体に.
このレッテルの回避には第三者機関による厳密なトレーサビリティの
導入と収集したトレース情報の公開が必要だろうね.
こういう時だからこそ,生産者自身は真摯に対応することが
後々の利益になるということを意識すべきだね.
「決して問題のあるものは消費者の元には
行かせない」
という強い意志を持ってもらいたいところ.