今日は震災以来の映画．
"Guliver's Travels"は小さ目の劇場だったけど，
朝一だからかかなりガラガラ．
"Sucker Punch"は一番デカイ劇場だったのに，
"Guilver's Travels"よりも少ないくらいだったね．
・Gulliver's Travels
アメリカンコメディってことでそもそもあまり
期待していなかったんだけど，
予想を裏切らないダメさ加減だったかな．
そっち系が好きな人は良いんだろうけど．
主人公のGuliverは張ったりばかり言っている
出版社のただの万年社内メール係．
そして，同じ会社の編集者のDarcyに５年間も
片思いをしていたが，ふとしたことがきっかけで
Darcyから旅行記を書くように言われる．
思わず受けてしまったが旅行記など書けない
Guliverはネットの記事を切り貼りした偽記事を
Darcyに渡し，それがほめられて今度は
Bermuda Triangleの旅行記の仕事を頼まれてしまう．
とにもかくにも船出するGuliverだが，自動航行に任せて
寝ているとあらしに巻き込まれ，波の柱に呑まれてしまう．
海岸で気が付くとそこは小人の国，Lillipat．
最初は奴隷のように扱われるが王女を誘拐から救い，
王様も火事から救ったことで英雄として扱われる．
するとまた調子に乗ってまた嘘を付くGuliver．
しかし，Guliverのせいで将軍職を追われたEdwardは
敵国に行き，ロボットでGuliverに決闘を挑み，
Guliverは負け，更に嘘をついていたことを認め，
「呪いの島」送りにされてしまう．
そこに入れ違いでLillipatに漂着して来たのがDarcy．
一方，「呪いの島」で，巨人の子供に女の人形として
扱われているGuliver．
そこに，Darcyのことを伝えに来たのは牢から助けたHoratio．
一緒にDarcyを助けに戻り，告白し，今度はEdwardの
ロボットとの決闘にも勝つGuliver．
そして，二人は無事に自分の世界に戻り，その旅行記で
編集者となったGuliver．
本当にベッタベタのハッピーエンドストーリって感じだったね．
しかもメールマンとエリートの女性の恋愛と仕事の成功って，
懐かしの"Secret of my success"を彷彿とさせるサクセスストーリだったね．
・Sucker Punch / エンジェル・ウォーズ
正直なところ分かりにくかったかな．
妄想だって言うのは分かったんだけど，
どこが現実なのかっていうのがね．
内容は遺産目当てに父親を叔父に殺されるBabydollたち．
遺書には娘二人に全財産を相続するとあり，
二人を殺そうとする叔父．
しかし，Babydollが抵抗して撃った銃のせいで妹が死亡．
更にBabydollも叔父によって精神病院に入れられてしまう．
しかも，叔父はその病院のスタッフが金で買収され，
Babydollがロボトミー手術されそうな所でシーンが変わり，
それは舞台の稽古だった．
実はそこは娼館で，Babydollはそこに売られてきた．
そして，5日後に売られると知り，脱出計画を実行する．
空想の中で言われた5つのもの，地図，炎，ナイフ，鍵，
そして，最後のものは謎でその時になるとBabydollだけが
分かるものを手に入れるべく，行動するが途中でばれてしまう．
なんとか一人だけ脱出させるが，その時にBabydollは最後の
一つが自分で，おとりになることだった．
そこでシーンが最初に戻ってロボトミー手術を受けるBabydoll．
すると，Babydollの様子に不信感を抱いた執刀医師が
精神科医にそのことを伝え，買収された医者が捕まる．
そして，更にシーンが変わり，脱出した女がバスに乗って行く．
最後に現実に戻って空想世界が二重になっていると分かるんだよね．
現実の精神病院から娼館，更に，5つのものを奪うときにはゲーム
のような空想世界に．
まあ，結局はちょっと変わった夢オチみたいな感じ．
"Shutter Island" に似ているかな．
一応，現実でも精神病院から脱出を図ったことになっていたね．
次回はずっと先延ばしになっている"The Rite"かな．
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