今日は"THE LAST AIRBENDER"と
"Inception"の二本立て.
"THE LAST AIREBENDER"は空いていたね.
・THE LAST AIRBENDER
今回は第一章ってことで,水の国をめぐっての
火の国との戦いまで.
原題の「最後の気のベンダー」っていうのがAangで,
精霊と更新できる特別な人間,アバターというもの.
アバターは4つの力を全て操れるというもの.
アバターとしての責務に耐えられずに
気の国を逃げ出して百年間氷に閉じ込められていたAang.
ふとしたきっかけで南の水の国の最後の水のベンダー,
Kataraに助けられる.
しかし,火の国の王子で火のベンダーであるZukoに
連れて行かれてしまうが脱出し,気の国に向かう.
ところが,Aangが育った南の気の国は既に滅んでいた.
修行を投げ出したために気だけしか操れないAangは
Kataraたちとともに水の修行をするために北の水の国へと
向かい,その途中,火の国の圧政に苦しむ他の国を解放していく.
北の水の国に着いたAangはアバターとして認められ,
修行を受ける許可を得る.
やがて,水の修行を受けて過ごすAangたちの前に
火の国の軍艦が現れ,攻撃を仕掛けてくる.
そして,そんな中,水の力を示すAang.
火の国は退却し,水の国の人々はAangを
勇者として認めて,膝を着く.
一方,敗れた火の国では王が王女に次の戦いの
指令を出していた.
続きものだって知らなかったんだけど…
これって,順番にやっていくのかな.
とすると4話ぐらいってことになりそうだね.
宣伝で流れていた断崖の上の建物を攻める軍艦とか
円形に並んだろうそくを消すシーンとかって
出てこなかった,とういか,そもそもAangが
子供のままで終了だったし.
内容はオーソドックスな感じがするけど.
VFXは悪くなかったかな.
気を表現するのは難しいだろうしね.
ただ,もうちょっとエレメントを使って戦うのを
多くしたほうが面白いかな.
一応,3D版を見たんだけど,3D自体は
微妙だったかな.
正直あまり意味がなかった気がするけど.
もっと,炎や水が飛び出す感じにすると
かなり面白いかと思うんだけど.
・Inception
簡単に言うと夢にもぐって記憶の植え付け,
つまり,マインドコントロールをする話だね.
夢にもぐって本人しか知らない情報を盗む
Extractionという産業スパイを行っていた
Cobb(Leonardo DiCaprio)たち.
しかし,ある仕事で知り合った日本人企業家,
Saito(渡辺謙)からライバル企業の御曹司,
Robert Fischerに対して,記憶の植え付け,
Inceptionを依頼される.
Inceptionのために第3階層までもぐることに
なるCobbたち.
第1階層では遺言を入れた金庫の番号を
聞き出そうとする誘拐犯を演じるCobbたち.
しかし,想定外にもFischerは訓練を受けており,
ガードとの戦いになり,Saitoが撃たれてしまう.
車で追っ手から逃げながら,更に第2階層へと
もぐるCobbたち.
今度はガードの振りをして近づいて,
更に第3階層へと誘い出すことに成功する.
しかし,第3階層で邪魔が入り,Fischerは
殺されて虚無へと落ちてしまう.
更に,Saitoも撃たれたのが原因で
死んでしまい虚無に.
何はともあれ,「邯鄲の夢」を思い出したね.
時間のずれもこの話と似ているし.
まあ,「邯鄲の夢」Hollywood版といったところかな.
最初のシーンが最後の方のシーンに
繋がっているつくりになっていたね.
多階層意識で時間の流れが違うっていうのは
面白いって言うのはあるけど,映像と言うか
演出がよかったね.
細かいことを言ったらきりがないけど.
最後のSaitoが虚無で何十年も過ごして
年老いたのは想定からするとちょっと疑問.
第3階層から虚無(第4階層)に落ちたら
時間の流れが20倍ってことだよね.
だとしたら,Saitoが死んだのが爆破の
少し前からだから第3階層では1時間も
かかっていないはず.
とすれば,1日もたっていないのでは?
仮に虚無で30年過ごしたとすると,
第3階層では約1年半だし,
第1階層で死んだと想定しても,
約15時間だから,Cobbも溺死してるし.
最後は無事にCobbは子供たちと会えたのは
素直すぎだったね.
あのコマが回り続けていたらかなり違ったんだけど,
一応,歳差運動始めていたから現実だった
ってことだよね.
次回は"Salt"だね.
スパイアクションものっぽいけど.