今日は予定通り今年初の映画鑑賞.
決めていた"surrogates"に加えて,
"THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS"
との二本立て.
・THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS /
Dr.パルナサスの鏡
内容はDr.Parnassusが悪魔のMr.Nickに
娘が16歳になったら差し出すと言う約束を
してしまい,その期日が近づき,
そのことをめぐってのドタバタ劇.
Dr.Parnassusは世界を変える力があり,
更に不死身だったのだが,
ある女性に惚れてしまい,
若さと死を求めて
悪魔と約束をしてしまったというもの,
何といってもこの作品の話題は
四人一役.
Heath Ledger,Johnny Depp,
Colin Farrell,Jude Lowの面々が
Tonyの役を演じたことだね.
どうやら,現実世界のTonyは
Heathで撮り終えていて,
残った鏡の中の世界のTonyを
三人が演じたったことみたいだね.
で,その「鏡」というのは何かと言うと,
その中に入ると願望が実現されるというもの.
あと二日で娘の16歳の誕生日と言う日に
悪魔から賭けを持ちかけられるんだけど,
それがあるところで,
Dr.Parnassusの節度ある道か
悪魔のゆがんだ欲望の道か
を選択させられるというもの.
で,5人先に獲得したら娘のことは
チャラにすると.
一応,娘はハッピーエンドって感じだったね.
Dr.Parnassusはあまりハッピーじゃなし,
Tonyは死んじゃったのかな.
まあ,そこそこ面白かったかな.
「鏡」がどこからどう出てきたのかとか,
Dr.ParnassusやTonyって何者とか,
疑問は色々残ったけどね.
・surrogates / サロゲート
そもそも"surrogates"って何かだけど,
端的に言うとロボット版アバターだね.
脳神経で直接コントロールできる
っていうのも似た感じだね.
で,内容の方はというと,
そのロボット版アバターのMatrix世界で,
安全なはずの"surrogates"の破壊事件が発生し,
そのときに本人までも脳が破壊されて死んでしまう
と言う事件が発生し,
"surrogates"を破壊した装置を廻る陰謀と
その中で捜査官が抱く"surrogates"を
使うことの葛藤の話ってところかな.
"surrogates"依存症になった人類を解放しようと
するものが現れて,その人が"surrogates"の生みの親.
でも,"surrogates"を発売する会社に狙われて,
間違って息子が殺されてしまったことで,
例の装置を使って人類を殺そうとするが,
何とか防ぐと言うもの.
結局最後は"surrogates"の停止プログラムは
起動しちゃうんだよね.
この手のSFにありがちな,
仮想的なふれあいが行き過ぎ,
現実の直接的なふれあいを
取り戻すっていう感じの話で,
ありがちなオチでちょっと拍子抜けだったかな.
次はまた間が空いて,一月後の
"PERCY JACKSON & THE OLYMPIANS: THE LIGHTNING THIEF"
って感じかな.