奇しくもAndersonの「フリー」 を読み終えた日に
こんな記事が公開されたのを見つけた.
マードック氏にグーグルが譲歩 「ネットのルール」はどう変わる
これは確かにグーグルに対して
意味があると思うんだけど,
他の報道に読者が流れてしまうという
可能性があるんじゃないかな.
以前ブログで書いた ように「情報の質」というのは
確かに問題がある.
専門的な知識が必要だったり,
組織でないと出来ないものも
あったりする.
報道する側にとって一番の肝となるのは
「情報の質」を高く保ち続けるための方法が
ビジネスモデルに組み込まれているか
と言うことだと思う.
これがない報道機関に将来はないと感じる.
もう一つは,単に「わが社の報道情報は有料」
とするのではなく,「フリー」にあるように
バージョニングが必要なんじゃないかと思う.
例えば,単に事実を伝えるだけの「アナウンス」は
ほぼ誰にでも出来るので「無料」,
そこに何らかの考察を加えた「独自の情報」は
専門的な知識などが必要になるので「有料」,
って感じがいいんじゃないかな.
まあ,思いつきで書いているだけだけどね.
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