今日は迷っていたけど見ることにした"The Informant!".
2日目の初回だったけどかなり空いていたね.
・The Informant! / インフォーマント!
"informant"は「情報提供者」ってことで,
CMでもあったように自分の会社の不正を
FBIに密告するという話のコメディかと
思ったんだけど,違っていたね.
これは実話をベースに誇張して
コミカルに仕上げたもの.
この主人公についての詳細は
以下のサイトを確認してもらえれば.
Mark Whitacre - Wikipedia, the free encyclopedia
Mark Whitacre
で内容だけど,日本で言う「味の素」のような会社の
重役をしている主人公のWhitacre(Matt Damon)が,
会社とFBIに嘘をついて振り回すというもの.
自分の部門の不採算で困って,最初は日本企業が
陰謀でウィルスを工場に広めたといって会社をだまし,
そのためにFBIに捜査を依頼するが,今度は会社が
国際的な価格カルテルをしていると密告.
しかし,状況が良くなるとFBIを追い払おうとカルテルは
なくなったと言い,更には自分は養子だったとか,
リベートでもらったお金も500万ドルから770万ドル,
900万ドル,そして,最後には1120万ドルと
どんどんと金額が変わっていく.
更に,司法省がWhitacreを告訴しようとすると,
FBIの捜査員に殴られたと言い出す始末.
結局,ウィルスは嘘でWhitacreの自作自演だし,
カルテルはWhitacreが会長たちを唆したんだし,
小さい頃に両親が死んで養子になったのも
FBI捜査員から殴られたのも嘘とまあ,
何というか.
これが次々と順番に出てきてコメディとしては
面白かったね.
しかし,「事実は小説よりも奇なり」ではないけど,
最後に実在のWhitacreの近況が出たんだけど,何と,
Cypress System社の
COO兼事業部長
なんだよね.
こんなことしていてもCOOになれるのは
果たして良いことなのかね.
次は"Public Enemies"かな.