11/11から11/27まで開始し,色々と議論を呼んだ
「事業仕分け」.
TVのニュースなどからすると,
概ね世論は好意的に受け止めている感じだね.
事業仕分け、予算削減4000億円に 前半終了、返納9000億円
1兆8000億円の無駄削減=76事業に「廃止」判定-事業仕分け終了それにしても,鳩山首相は日和見主義って感じで,
どこまで本気でこれをやろうとしているのか,
目的は何なのかって気がしてしまう.
開始時には前自民政権の予算の無駄を
解消するものだから「今年限り」
といっていたはずが,
後半開始時には「来年以降も継続」って,
これは支持率アップに繋がる,
選挙に有利と踏んだのか,
継続の意向に方向転換.
完全に次の選挙を睨んだパフォーマンスとし
使おうとしているみたいで,いや~んな感じ.
そのことはさておき,かなり話題沸騰したのは
「スパコン開発凍結事案」.
「若手育成、未来の投資」 事業仕分けにノーベル賞受賞者ら懸念
これって,さすらいびとも多聞に洩れず,
「あほか?」とか思ったんだけど,
週末辺りに蓮舫議員とかが出た番組で,
例によってピンハネ団体だかの
費用も含まれていて,
無駄があるのが原因で,
スパコン開発自体がなくなるかは
菅戦略相たちの方針に拠る
と言うことを聞いて納得.
本来は「凍結」ではなくて,
「搾取団体の関与を見直す」
って意味ということらしい.
報道の仕方とか表現の仕方の問題はともかく,
この記事のように「そもそも論」を必要という感じ.
本来は先に菅戦略相が全体のビジョンを示して,
そのビジョンに沿って事業の無駄を判断すべき.
今回のような事業仕分けでは,
中間マージンを搾取する奴等に対する
無駄のカットは何とかできるとはいえ,
あまり良い仕分けとはいえない.
次にも「事業仕分け」をやることは期待するが,
この辺をきちんと改善してもらいたいところ.