システムアーキテクチャ構築の原理 | さすらいびとの徒然漂流記

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ふらふら漂流するさすらいびとのように,色々な話題についてお気楽極楽,徒然なるままに…

アーキテクチャ本を読もうと思って

何となく買って読むことにしたもの.



内容は,アーキテクチャの全体概要,

アーキテクチャ定義プロセス,

そして,ビューポイントカタログと

パースペクティブカタログ.


アーキテクチャについて一通りのことを
網羅しているので,

概要を理解するのは良い感じかな.

アーキテクトが自分の理解しているものを

整理するには良い感じだと思う.


その意味では
カタログやチェックリストに
利用するには良い
感じだね.


ただ,実践や深く理解するには

参照しているいろいろな文献を見
る必要がある
と言う感じ.



あと,「~する」と説明した後に,

「~には問題がある」という風に,

問題点も続けて指摘しているのは良いね.


でも,実際問題としてどうするかまでは示

されていないので,これは自分で

どうにかしないとね.



ちなみに,ここで使っているビューポイントは,
以下の6つ.
  • 機能的
  • 情報
  • 並行性
  • 開発
  • 配置
  • 運用
ほかに付録に別のビューポイントとして,
Kruchtenの4+1とかもあるので,
カタログとしては良い感じだね.

また,パースペクティブは
以下の10個で,最初の5つは
一つで1章を割いて説明している.
  • セキュリティ
  • パフォーマンスとスケーラビリティ
  • 可用性とレジリエンス
  • 発展性
  • アクセシビリティ
  • 開発リソース
  • 国際化
  • 配置場所
  • 規則
  • 使用性

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