Angels & Demons | さすらいびとの徒然漂流記

さすらいびとの徒然漂流記

ふらふら漂流するさすらいびとのように,色々な話題についてお気楽極楽,徒然なるままに…

今週は先週行きそこなったAngels & Demons.

混んでいるのかと思いきやそれほどでもなかったね.



・Angels & Demons

基本的には「科学と宗教」ってかなり

オーソドックスなテーマって感じかな.

CMで流れていたように今回はGalileo Galileiネタ.

といっても,地動説も例の宗教裁判も関係ないけど.


内容としては次期教皇の最有力候補が科学を信奉する

秘密結社Illuminatiにさらわれ,同時にCERNで作られた

「反物質」も盗まれ,それらをめぐっての謎解き.

Illuminatiは予告どおりに順に候補者を4つのシンボル,

土,空気,火,水になぞらえて候補者を殺害していき,

最後には反物質でバチカン消滅を狙う.


Tom Hanksは宗教象徴学って怪しい学問の教授で,

Illuminatiの過去の文献などから真犯人をたどっていくという役.


ちなみに,GalileoがIlluminatiだったってことだね.

で,謎解きにヒントにGalileoが絡んだってだけ.


犯人はまあ,素直に見れば意外だけど,その辺のひねりがあると

思ってみるとベタだったね.

よくある,「あいつ良さそうだけど実はなんじゃね」って言うのがそのまま.

ただ,ひっくり返るのが最後の最後に来てって感じだったから,

「あれ?素直に終わりか?」ってちょっと勘違いするかも.

結局,Angelsはそのヒントに使われていたってことで分かるんだけど,

Demonsは何だったんだろうって感じ.

原作ではもっとDemons関連の謎解きがあったのかな?

映画ではIlluminatiというか犯人というか,その辺って感じになりそうだけど.


最先端の科学ってことで「反物質」やらCERNやらが出てきたけど,

「反物質」を生成するシーンがちょっとね.

加速器とかって知らない人には何となく凄いものって思うのかもしれないけど,

一応,そっち方面の出身者としてはちょっと「にやり」って感じに.


ちなみに「反物質」を「電磁場」に捕らえているって言うのは科学的に

正しい設定なんだけど,なぜか「反物質」が光っていたね.

まあ,事実どおりだとビジュアル的には分かりにくいからね.



次はStar Trekだね.

しばらくは映画三昧な感じだけど.