大昔に買って途中まで読んでそのまま放置状態だったのを読み始めたもの.
とりあえず,続きの2巻から.
基本的には荘子の思想をまとめたものなんだけど,解説にあるように後半はなんか別物って感じ.
2巻から既に微妙な感じなんだけど,4巻はなんか別ものってレベル.
2巻は若干違和感があるとは言え,それなりに荘子っぽいかなと素人ながらに思える感じ.
3巻になると,どちらかと言うと対立している儒教への意識が強いと言う印象かな.
完全に反対ってわけでもなくて,孔子が老荘思想を解いている感じのものもあるけど,基本は孔子を小バカにしてけなしているってところかな.
4巻はなんか意味不明.
老荘格言集みたいななんともいえないもの.
荘子ってことなら正直,1巻だけで十分って感じかな.
せいぜい2巻まで.
それ以降は,儒教嫌いが読む下世話な茶化しネタって感じや劣化した内容と言うところかな.