UMLモデリング入門 | さすらいびとの徒然漂流記

さすらいびとの徒然漂流記

ふらふら漂流するさすらいびとのように,色々な話題についてお気楽極楽,徒然なるままに…

久々にモデリング本でも読もうかと思い,丁度平積みされていたので買ってみた感じかな.

まあ,モデリング本は基本的に著者の主義主張がどうしてもあって,UMLの記述以外は各人の「ものの捕らえ方」「分析のやり方」といったものが反映されるので,「全てにおいて納得」というわけには行かないけど,それなりに良い感じだったかな.

若干気なったのは抽象レベルがいまひとつ最後まで分からなかったところ.
一応,最初の方で「概念モデル」の作成っていうのがあったから,システム分析まで書かれていたり,実装の話がこまごまと出てくるのはちょっと「?」って感じだったかな.

本当のところは概念のモデリングの本質ってやっぱり分析だから,「どうやって概念を見つけるのか」ってことをもっと書かれていると良かったんだけどね.

どちらかというと情報システムアーキテクチャの構築入門って感じが強かったかな.
UMLの使い方と記述説明を除いたら,以下のPDFがダイジェストって感じかな.

http://www.exa-corp.co.jp/techinfo/review08/02_kodama.pdf