I AM LEGEND & BEOWULF | さすらいびとの徒然漂流記

さすらいびとの徒然漂流記

ふらふら漂流するさすらいびとのように,色々な話題についてお気楽極楽,徒然なるままに…

今日は予定通りのI AM LEGENDと急遽見ることにしたBEOWULFの2本立て.
BEOWULFはなぜか全席指定の入替制だったので,全体的にはスカスカだったのに,隣に人がいる状態でちょっと窮屈な思いをしながらの鑑賞.


・I AM LEGEND
どんな話かと思ったら単なるZombieものもどきだった.
と思ったら,programによると,なんとこの原作にNight of the Living Deadが影響されたらしい.


そもそもこれで三度目の映画化ということで,『地球最後の男』(1964年),『地球最後の男 オメガマン』(1971年)とかなり前.
でも,恐怖の対象が吸血鬼だったりと違っているみたい.


今回はKrippin Virus(KV)によってほとんどの人が死んで,一部の人がdark seekersという元気なZombieもどきになったというもの.
ほんの一部の人が免疫を持っていたけど,そのdark seekersにやられて,人類滅亡も近いという状態に.
Will Smithは軍医?らしく,KVを何とか撲滅しようと発生源であるN.Y.にとどまって研究をしているというもの.


N.Y.を封鎖してとったという無人都市は金掛かっているって感じだったけど…


まあ,最後は免疫を発見して伝説になりましたとさ,おしまい.


・BEOWULF
これまたしょぼしょぼなfantasy.
まあ,欧州に昔からある物語ということだからシンプルな話なのは仕方ないのかも.
大人も楽しめるfantasy世界を構築したのはload of the rignsのJ.R.R.Tolkienの後なので,1世紀もたっていない.
それ以前は子供のおはなしなので,かなり脚色しないとだめなんだけど,BEOWULFはそれに失敗しているかな.


内容はBEOWULFという勇者がある怪物に悩む王国に来て,怪物をやっつけるが,その母親をやっつける際に,彼もその身に呪いを受ける.
怪物をやっつけたことで,子供のいなかったその国王はBEOWULFを王とすることを宣言.
その後,BEOWULFは王となって戦い続けるが,ある日その呪いの結果である竜が襲ってきて,最後にその竜を打ち破るというもの.
原作では前半の怪物退治と後半の竜退治は別の話らしいが,この映画ではなぜか関連付けて1つの話にしたとか.


監督はZemeckis,俳優にAnthony HopkinsAngelina Jolieとそろっている割にはしょぼかった.
確かに映像が凝っていて,人間が演じているんだけどCGっぽい感じで,どこまでが本物でどこからがCGなのかなっていう感じになっている.


なんだか,今日の2本とも力の入れ所を間違えている気がするんだが…


次回はNicolas CageのNational Treasure2.
そういえば,Narniaの予告が流れ始めていたね.
原作からすると全7話だから,子供たちが育ちすぎる可能性があるけど.