今日は予定通りの2本立て.
といっても本当は300の先行も見る予定だったんだけど,どこにも表示がなかったんで次週に持ち越しに.
・Pirates of the Caribbean at world's end
Pirates of the Caribbeanも遂に完結.
前作ではめちゃくちゃ中途半端で終わったPirate of the Caribbeanですが,続いて今回の始まりもいきなりな展開で,次々と絞首刑台で処刑される人々から.
で,本編は,色々な人が色々な思惑でJack SparrowをDavy Jones' Lockerから救いに出かけるんだけど,その前にSingaporeの海賊から海図を奪うため潜入.
まあ,例によってどたばたやってDavy Jones' Lockerにたどり着いて,Black Pearl号で死者の世界から脱出.
一方,Davy Jonesは心臓をBeckett卿に握られ,彼の言うままにFlying Dutchman号を操船することに.
Elizabeh Swannが海賊王になったり,Tia Dalmaが海の女神Calypsoで巨大化したり,最後にはWill TurnarがFlying Dutchman号の船長になっちまったりと,まあ,最後までバタバタやっていた感じ.
何も考えずに楽しむにはいい映画って感じかな.
まあ,Disneyだしね,気楽にってところ.
・BABEL
癲癇で話題になったこの作品ですが,何かあまり大した内容でなかったね.
ネタ詰め込みすぎて変になったC級映画って感じでしかなかったんだけど.
内容は,日本人がモロッコのハンターガイドにお礼にライフルをあげ,そのライフルを買った山羊の牧畜農家の子供が面白半分に観光バスに向けて発砲.
その弾がアメリカ人観光客に当たり,瀕死の状態に.
一方,そのアメリカ人の子供の乳母で,メキシコからの不法労働者が,その子供をつれて息子の結婚式にメキシコに戻り,その帰りに甥が国境の警備と揉め,無謀にも突破.
迎えに戻るといいつつ子供と叔母を砂漠に置き去りに.
彷徨って最後は警察に助けを求め,警察に捕まり国外追放を言い渡される.
ライフルをあげた日本人の娘は聾唖で,父親とそりが合わず反抗期.
差別的な目を向けられ,半分やけになってノーパンになったり,好みに刑事に全裸で迫ったりする.
まあ,これだけ見てもなんか脈絡のない事件を一度に関連付けてしまってなんだかなって思うところ.
Themeであるところの「身近な人(家族)とのコミュニケーションギャップ」や「家族とともにある孤独」を表現するにはあまりにも入り組みすぎてるね.
これを見て感動するのはかなり精神が倒錯しているのではないかと感じる.
このthemeって昔からある「家族の絆の大切さ」の単なる裏返しだからね.
視点は良かったけど,つくりは最低に近いかも.
次回は今日あきらめた300を次週あたりかな.
あと,Prestageがまよっているところ.