ぶらり、手軽な近場の電車旅。
4月上旬の千葉県内房、青堀駅に降り立ちます。

 

駅から徒歩圏内の青堀温泉・静養館が目的地。旅行≒日常を離れる、というエッセンスがあり、より遠くへ、という趣向の己ですが、不思議と首都圏に特化た傾向のある黒湯スポットを、宿泊で味わってみたいという衝動に駆られてしまいました。

実は、宿泊サイトの口コミ等で昭和レトロの雰囲気が評判に挙がっていたので、それを味わってみたかったのです。

宿泊者は少なかったが、施設内のホールで何やら高校の父兄・生徒を集めた催し物が有った日で、それなりに繁盛していた様です。

敷地内は結構広く、大人数で楽しめる屋外BBQ場もありました。夏場は賑わうのかな?

 

源泉26度を適温に加熱した内湯。期待通りの黒蜜カラーが目の保養にもなる。

外からも、このような円筒状になっているのが見て取れます。

翌朝は帰りの電車ダイヤも乱れるほど強風になった中、意地になって?露天風呂に浸る。

 

周辺をぶらついて目に留まったチャーミングな婦人服店。

ラーメン店すどらぁでオーダーした豚骨ラーメンは美味! ちょっとしたクサ味を感じつつも、クセがある訳でもない、という程良き味加減でした。

静養園の通りの向かいには、もう一軒、温泉宿が立地しています。

 

河口近くの川を渡ると、富津市→君津市に変わります。

更にその先を歩いていくと、海苔をテーマにした漁業博物館に辿り着く。

既に、埋めて建てられて製鉄地帯になってしまったここら辺だが、その昔は遠浅な海での海苔の養殖地だった歴史を残そうと建てられた施設との事です。

 

古くからの海苔養殖方法や、乾燥した海苔にするまでの製造方法の分かり易い立体模型展示が中心で、入場無料であるのが申し訳ないと思う程。

この地に海苔養殖を根付かせた江戸時代の方の紆余曲折な奮闘記も紹介されており、こうした方々がいて、今日の我々がおにぎりや鉄火巻きなどの恩恵に与れている事を痛感します。

同施設の紹介しおりと共に、細やかな海苔プレゼントまで頂き、更に入場無料なのを、申し訳なく感じてしまいました。

 

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3月上旬に茨城県の五浦(いずら)地域に訪れた時の話になります。

この時もアブラ臭の温泉の味わいを期待しての行楽です。

 

北茨城市漁業歴史資料館にある魚クイズコーナー。

床面に映し出された、すばしっこく泳ぎ回る魚さん達の影絵を踏んで問題に回答するという仕組みで、ツレも大はしゃぎ。

 

五浦美術館や六角堂などを見学した後、まるみつ旅館にチェックイン。向かいに同宿が運営するあんこう研究所が建っており、ここら辺はちょっとした旅館街になっています。

 

のっけからキメ細かいサービスに一本取られる。入浴タオル用の籠と、粗品(というと冒涜?)サービスのアンコウのしおりが、浴衣類と別に部屋に置かれているではないか。

 

まるみつは7種類の浴場を有し、うち4つは此処1階奥の貸切個室風呂となっている。

そのうちの1つ美泥の湯は茶褐色。他の3つは、炭酸風呂、海藻風呂、螺旋階段状に深くなっていく風呂であった。

こちらはアンコウから出汁を取った乳白色のコラーゲン風呂。美肌効果バッチリなのでしょうね。

 

ラウンジではコーヒータイムが設けられ、広めの洋間になっているのでゴージャス気分でくつろげる。

一角にはちょっとした子供用遊び小屋が有り、ぬいぐるみのアンコウさん達の棲家にもなっている。

 

食事時。漁港に面した宿なだけに、海鮮モノ主体の料理が卓を賑わす。

カレイ煮付けがなかなかのサイズ。実は、定番のアンコウ料理プランではなく、倹約してそうでないプランにしたのですが、味もボリュームもこれで充分だった。

 

部屋に戻って気付いたが、畳縁の模様のこだわりにも脱帽!

 

大浴場の湯口も愛嬌タップリ。

洗面所のハンドソープもアンコウさん。

 

朝方、平潟港周辺に散歩に行くが、路面マンホール柄もアンコウさん。

宿に戻って来た時も、ふと玄関脇を見ると、お賽銭アンコウさんが後方の親分と共にお布施を迫ってくるではないか。

 

あっちもコッチもアンコウだらけだと、ウチにいた奴(何年か前に大洗水族館で売ってたもの)を連れて来ても、存在感で敵わない。

何故かムササビさんを相方に、湯船を味わせてあげようと思ったが、注入されているお湯の流れで、遭難→漂流している様な見てくれになってしまった。

 

部屋入り口は、時間帯によって「***** ○○様」という、メッセージが挿げ替えられている。

本当に、芸が細かく、ホスピタリティ精神に感嘆させられまくった宿でした。

 

こっちはチェックアウト後に寄った「てんごころ」という和菓子屋さん店内です。

 

那珂湊おさかな市場では、アンコウさんの吊るし切りショーが行われていました。貴重なお命、大事に頂きましょう。

 

今般の行脚とは無関係の、4年前のいわき旅の際の某所食事処のアンコウさんを思い出したので、モノのついでという事で貼り付けておきましょう。

このコ達はイタズラ好きそうなキャラに見えますね。

 

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矢板三鉱泉滞在を終え、3駅東京側に戻った氏家駅に移動。

喜連川温泉行の無料観光温泉バスが一日5便出ているのでそれを利用します。

 

7年ほど前、塩原温泉湯巡り手形のスタンプ集めでちょくちょく栃木を訪れ、そのオマケで東京までの帰り際に1湯浸かっていく位置付けだったのがこの喜連川温泉でした。

機械油の様な香りと入浴後の肌スベスベ感から、格別なお湯との認識を持ち続けているが、ここを主役に訪れるという事が無かったこれまで。今般は、三施設巡れる湯巡り手形利用を含め、多面的にこの温泉地を味わえればいいな、と。

 

しかし温泉バスが止まる所は、道の駅と二か所の市営浴場であり、今回目指している手形対象の宿泊施設系は、周辺に散在する立地で、アップダウンのある道を延々と歩いて行かなければならない。

 

ハートピアさくらの郷は介護施設系。市営第二浴場(露天風呂)でバスを降りてから高台へと昇って辿り着く。

高齢の人達にも“三大美肌の湯”は効きますかな。

湯船に漬かりながら見晴らしを楽しめる設計に出来なかったのだろうか、チト残念。内湯はジャグジーブクブク~、でした。

 

次に訪れた施設も40分位歩いて到着した。坂道をてくてく登って見えてきたホテルニューさくら。

実は、こちらは一度入ったことが有るので、道の向かい側に対坐するかんぽの宿を今回利用。

茶色がかった湯色とアブラ系の芳香に酔いしれる。何でこの地域だけピンポイントでこのような泉質のお湯が沸くのだろう。

 

手形の最後、三湯目は是非とも名湯・早乙女温泉で〆たかったところだが、此処だけ更にも増して距離的に離れており(元湯の公衆浴場から2.8kmほど)、歩くにしろ、別に路線バスを使うにしろ、うまいスケジュールが組めそうもなかったので、諦めて、後日再訪という事にしました。

 

 

1か月後、建国記念日の連休に再びやって来た。今度はレンタカーを利用、公衆浴場以外の喜連川湯巡りは車でないと厳しいと痛感した前回だったので。

 

氏家で、知人から教わった名菓のお店が朝9時からオープンしているので覗いてみる。高林堂という所です。

宇都宮が本拠の様だが“かりまん”が名物で、単品をチョコチョコ拾い集めてお土産に。二日ほど経ってから自分も口にしたが、十分カリカリで、甘さも抑えられている、ド・ストライクの饅頭でした。

 

そして早乙女温泉に入湯。朝の営業開始直後の方が、人が少なくて過ごし易いかと踏んだ。

以前ここを訪れた時は夜だったので、明るい時間帯の雰囲気が未知数だったが、天井高く、ほぼ全面ガラスで採光も良い開けっ広げな雰囲気に、名湯の渋みが加わっている、こんな空間に身を置くだけでも幸せな気分。

 

撮影禁止の浴場だったので、言葉で書くと、20人サイズの岩囲いの内湯浴槽一つで、鮮やかな緑色の温泉。そしてやはり喜連川に欠かせないアブラの香り… 

 

己の気を引いた張り紙の「お店もお客を選びます」宣言。客が好き勝手・傲慢な振舞をする世界が蔓延っている点も、デフレ経済からとっとと脱出して欲しいと願う理由です。こうした人たちの居場所がどんどん狭められ、態度を改めないと社会で生きていけないと悟らせれば、どんどん世の中は正常化していく…、なんて甘いかな?

無事、手形で3湯巡り、思いもかけずキツネさんのマスコットまで貰えた。足利武士のコン太くんというそうです。

 
改めて、喜連川温泉の門を確認する。決して温泉“街”になっている訳ではありませんが。
 
道の駅きつれがわでは、様々なご当地食品が扱われていて、気を惹いた。
麻婆茄子は十指に入る好物(20代の頃はクックドゥのレトルトでご飯3合行けちゃった位)だし、イチゴクリームの蒸しまんも栃木ならでは。
更には、先ほどのマスコットよろしく喜連≒キツネを掛け合わせたのだろうか、油揚げでゆで卵を包んだものなども。
「温泉パン」は専門店もあって、フワフワの対極で密度びっしりのボリューム感。

 

アユ、ヤマメ、ヤシオマス(栃木産の改良品種)など川魚の加工食品のバリエーションにも目を見張らせるものがある。

なかなか空いている店に出くわさなかった氏家うどんも、この道の駅で頂いた。

 

さくら市ご当地アイドル『さくらピ〜ス☆』のささやかなイベントもあり。地域振興PRに力を添えて下さい!

でも若い世代の見物客がほとんどおらず、いい歳したオッサン達が群がってカメラを撮っている、というのが実情。

 

 

道の駅から離れ、図書館など公共施設が集まっている地点へ行くと、お丸山公園への上り口が有ります。

震災以降、営業終了してしまったスカイタワーが山頂にある。隣接して日帰り温泉施設が一湯あった様だが、こちらも既に閉館で寂しい。

タワーからではないが、市営第一浴場周辺ののどかな景色を見渡すことが出来る。

一見、あちこちに散在している様に感じる各温泉施設だが、このお丸山公園を中心にサテライトの様に立地しているとイメージすれば、喜連川温泉の全体像が把握し易い事でしょう。

 

 

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