一般病棟に戻る | Sasuke の食道癌 闘病の記録

Sasuke の食道癌 闘病の記録

東京都新宿区在住の 51歳 会社員。内視鏡検査で突然 「食道癌」 の診断を受ける。

2014/12/07(日)


ICU から一般病棟に戻る。


身体に繋がっていたパイプは術後5日目から10日目にかけて

次々に外された。


12/07(日) 左胸部ドレイン抜去

12/08(月) CV 抜去、酸素補給終了

12/10(水) 右胸部ドレイン抜去


パイプが抜ける度に気力は増し、退院に向け気持ちも上がっていった。


食道全摘の最も大きな弊害と向き合うこととなった。


A. 食事できる量が術前の 2割程度となる。

  少しずつ改善していくが、ある程度の回復には約半年を要する。


B. 就寝の際、胸から頭にかけて 20度程度の角度をつける。

  就寝前 4-5 時間は食事をとらないようにする。

  ともに逆流、誤嚥性肺炎を防ぐ為。


A についてはかなり深刻であり、

食事量が減ることにより、体重が急激に減少する。
  

現在、退院後 17日が経過するが、体重は 2.6kg 減。

主治医からは体力維持のため体重減を極力抑える様、

指示を頂いている。


加えて苦労したのは、

一般病棟に移り、鎮痛剤投与が止まった後、

夜間の不眠が始まったこと。

ドレイン、ドレイン跡、腸瘻等が気になって、寝返りが自由にうてないこともあり、

連続で 1-2 時間しか眠れない。

目が覚めたら一旦ベッドを離れ、

椅子に座って TV を観る。net を観るなどして身体を落ち着かせ、

再び床に就くという繰り返し。


再び睡眠導入剤を使用するのが嫌だったので、

「そのうち落ち着くだろう」 と気軽に相手をしていた。


不眠は一般病棟へ移動後、約1週間続き、ようやく落ち着いた。

3-4 時間、連続して眠れるようになった。