2014/12/07(日)
ICU から一般病棟に戻る。
身体に繋がっていたパイプは術後5日目から10日目にかけて
次々に外された。
12/07(日) 左胸部ドレイン抜去
12/08(月) CV 抜去、酸素補給終了
12/10(水) 右胸部ドレイン抜去
パイプが抜ける度に気力は増し、退院に向け気持ちも上がっていった。
食道全摘の最も大きな弊害と向き合うこととなった。
A. 食事できる量が術前の 2割程度となる。
少しずつ改善していくが、ある程度の回復には約半年を要する。
B. 就寝の際、胸から頭にかけて 20度程度の角度をつける。
就寝前 4-5 時間は食事をとらないようにする。
ともに逆流、誤嚥性肺炎を防ぐ為。
A についてはかなり深刻であり、
食事量が減ることにより、体重が急激に減少する。
現在、退院後 17日が経過するが、体重は 2.6kg 減。
主治医からは体力維持のため体重減を極力抑える様、
指示を頂いている。
加えて苦労したのは、
一般病棟に移り、鎮痛剤投与が止まった後、
夜間の不眠が始まったこと。
ドレイン、ドレイン跡、腸瘻等が気になって、寝返りが自由にうてないこともあり、
連続で 1-2 時間しか眠れない。
目が覚めたら一旦ベッドを離れ、
椅子に座って TV を観る。net を観るなどして身体を落ち着かせ、
再び床に就くという繰り返し。
再び睡眠導入剤を使用するのが嫌だったので、
「そのうち落ち着くだろう」 と気軽に相手をしていた。
不眠は一般病棟へ移動後、約1週間続き、ようやく落ち着いた。
3-4 時間、連続して眠れるようになった。