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痛みの根本解決は姿勢矯正 中央施術院【広島市佐伯区】

姿勢矯正は、カラダの再設計(リデザイン)。
目的は、痛みからの解放と、一生モノの機能美。
美しさは結果。本質は、健やかで動きやすい身体づくり。
整体院が発信する、大人のための健康・ダイエット・筋トレ情報。

「気持ちよく朝を迎えたいのに、腰の痛みで目が覚める…」
「仰向けで寝るのが一番良いって聞くけど、腰が浮いてしまって逆に痛い…」

そんな経験はありませんか?

実は、仰向けで寝たときに感じる腰の痛みには、はっきりとした原因があります。
そして、その原因は「たった1つのシンプルな動き」でケアすることができるんです。

今回は、寝起きの腰痛の根本原因である「反り腰」のメカニズムを、筋肉の働きから詳しく解説し、誰でも今日から始められる究極のセルフケアをご紹介します。
もう、腰の痛みで朝を迎えるのは終わりにしましょう!

 

なぜ?仰向けで寝ると腰が痛む「反り腰」のメカニズム

 

仰向けに寝たとき、腰とベッドの間に手のひら一枚分以上の隙間ができていませんか?
もしそうなら、あなたは「反り腰」かもしれません。

反り腰とは、その名の通り、腰椎(背骨の腰の部分)が必要以上に反ってしまっている状態のことです。
この状態だと、本来は背骨全体で分散されるべき体重が、反っている腰の部分に集中してしまいます。

その結果、眠っている間も腰周りの筋肉は常に緊張を強いられ、血行が悪くなり、痛みやだるさを引き起こすのです。

この反り腰を作り出している主な原因筋は2つあります。

 

① 大腰筋(だいようきん)
大腰筋は、背骨と太ももの骨の内側をつなぐ、体の深層部にある重要なインナーマッスルです。
デスクワークや車の運転などで長時間座っていると、この筋肉はずっと縮こまった状態になり、次第に硬くなっていきます。

硬く縮んだ大腰筋は、背骨を前方(お腹側)にぐいっと引っ張り続けます。これが、仰向けになったときに腰が浮き上がり、反り腰を悪化させる直接的な原因となるのです。

 

② 多裂筋(たれつきん)
多裂筋は、背骨の一つひとつに付着している、姿勢を安定させるための小さな筋肉です。
腰が反った状態が続くと、この多裂筋は常に「縮め!」という命令を受け続け、過緊張状態に陥ります。
筋肉がギュッと縮こまり続けることで血流が阻害され、酸素や栄養が届かなくなり、痛み物質が発生しやすくなります。

これが、ジーンとした鈍い痛みの正体です。

 

 反り腰の相棒?「骨盤前傾」と大腿直筋の関係

 

反り腰を語る上で、切っても切れない関係にあるのが「骨盤前傾」です。
これは、骨盤が正常な位置よりも前に傾いてしまっている状態。

いわゆる「出っ尻」のような姿勢ですね。

考えてみてください。土台である骨盤が前に傾くと、その上に乗っている背骨はどうなるでしょうか?
バランスを取るために、自然と腰の部分を反らせるしかありません。

つまり、骨盤前傾が反り腰を誘発するのです。

そして、この骨盤前傾を引き起こす大きな原因が、太ももの前の筋肉です。

③ 大腿直筋(だいたいちょっきん)
大腿直筋は、太ももの前側にある大きな筋肉で、骨盤の下から膝のお皿の下まで付着しています。
立ち仕事が多い方や、ハイヒールをよく履く方、スポーツで脚を酷使する方は、この筋肉が硬くなりがちです。

大腿直筋が硬く縮むと、付着部である骨盤を下に、前方に引っ張ります。
この力が、骨盤を前に傾かせる「骨盤前傾」の直接的な原因となるのです。

つまり、仰向けでの腰痛は、
「大腰筋・大腿直筋の硬さ」→「骨盤前傾・反り腰」→「多裂筋の過緊張」
という負の連鎖によって引き起こされているのです。

 

たったこれだけ!反り腰をリセットする究極のセルフケア「ヤンキー座り」

 

原因がわかったところで、いよいよ解決策です。
大腰筋、多裂筋、大腿直筋…。

これらの筋肉をまとめて、一気にケアできる魔法のような方法があります。

それが、「ヤンキー座り」です。(「うんこ座り」「和式トイレスタイル」とも言いますね)

「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、この姿勢こそが、現代人が失った体の機能を取り戻し、腰痛をリセットするための最強のセルフケアなのです。
なぜヤンキー座りがこれほど効果的なのか、その意義をしっかりご説明します。

  • ✅ 意義1:腰椎と骨盤を「ニュートラル」に戻す
    ヤンキー座りをすると、背中が自然と丸まります。
  • これにより、反りすぎていた腰椎が強制的に後弯(丸まる方向)し、骨盤も後傾(後ろに傾く)します。
  • つまり、反り腰・骨盤前傾とは真逆のポジションを取ることで、緊張しきった筋肉をリセットし、本来あるべきニュートラルな状態へと導くことができるのです。

  • ✅ 意義2:原因筋を「まとめて」ストレッチ
    この姿勢は、股関節と膝が深く曲がりますよね。
    ・股関節が深く曲がることで、硬くなった大腰筋が効果的にストレッチされます。
    ・背中が丸まることで、過緊張状態だった多裂筋も優しく伸ばされます。
    ・膝が深く曲がることで、骨盤を引っ張っていた大腿直筋の緊張も緩みます。
    このように、腰痛の根本原因である3つの筋肉を、一石三鳥でケアできる非常に効率的なストレッチなのです。

  • ✅ 意義3:全身の連動性を取り戻す
    ヤンキー座りは、足首や股関節、膝関節の柔軟性が求められます。
  • これらの関節が硬いと、その負担は腰にかかってきます。
  • 毎日少しずつでもヤンキー座りを行うことで、下半身全体の柔軟性が向上し、腰に負担のかかりにくい体を作ることができます。

 

 

 

【ヤンキー座りのやり方】

 

  1. 足を肩幅程度に開きます。つま先は少し外側に向けましょう。
  2. かかとを地面につけたまま、ゆっくりとお尻を下ろしていきます。
  3. ※かかとが浮いてしまう場合※
    無理は禁物です!かかとの下に折りたたんだタオルや本などを置いて、安定させましょう。
  4. 背中の力を抜き、リラックスして自然に丸めます。
  5. 深呼吸をしながら、30秒~1分間キープします。
  6. ジャージ・クロックス・チュッパチャプスはお好みで。

 

これをお風呂上がりや、寝る前の習慣にしてみてください。
硬くなった筋肉がリセットされ、腰がベッドにすっと沈むような感覚で、快適に眠れるようになるはずです。

 

まとめ:毎晩の「ヤンキー座り」で、快適な朝を迎えよう

 

仰向けで寝るときの腰痛は、決して歳のせいではありません。
大腰筋・多裂筋・大腿直筋といった筋肉の硬さが引き起こす、「反り腰」と「骨盤前傾」が根本的な原因です。

そして、そのすべてをまとめてリセットできるのが「ヤンキー座り」です。

当店ではお客様みんなにやって頂いてます。

シンプルですが、人体の構造理にかなった、非常にパワフルなセルフケアです。
ぜひ今夜から、あなたの習慣に取り入れて、痛みとは無縁の快適な朝を手に入れてくださいね!

 

 

 

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【最終回】今日から変わる!40代のタンパク質摂取・完全ロードマップ

こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

3回にわたってお届けしてきたタンパク質シリーズの最終回です。

第1弾では「なぜタンパク質が必要か」、第2弾では「何をどれくらい摂るべきか」という基本戦略をお伝えしました。
→第1弾:ヤバい理由編
→第2弾:基本戦略編

本日は、これまでの知識を動員し、日々の食生活にどう落とし込むかという実践的なプランをご紹介します。


目標60g/日!1日の食事モデルプラン

ここでは体重50kgの方を想定し、1日の目標を60gとしてモデルプランを組んでみます。

ポイントは、3食に均等に割り振ること。

一度に大量に摂取しても、吸収できる量には限りがあるからです。

【朝食:目標 約20g】

1日の代謝を上げるためにも、朝のタンパク質は非常に重要です。

  • 和食プラン:ごはん、味噌汁、納豆1パック(約7g)卵1個(約6g)焼き鮭1切れ(約15g)合計 約28g
  • 洋食プラン:全粒粉パン、サラダ、無糖ギリシャヨーグルト(約10g)ゆで卵1個(約6g)牛乳200ml(約7g)合計 約23g

朝から調理は大変…という方は、納豆やヨーグルト、ゆで卵など、調理不要のものを常備しておくとスムーズです。

【昼食:目標 約20g】

外食やコンビニでも、選び方次第でクリア可能です。

  • コンビニプラン:おにぎり1個、味噌汁、サラダチキン(約20g) or サバの塩焼き(約20g)
  • 定食プラン:豚の生姜焼き定食焼き魚定食を選ぶ。揚げ物よりも「焼く」「蒸す」調理法のものを選ぶのがコツ。

麺類や丼もの単品で済ませがちですが、これらはタンパク質が不足しがち。「主菜(タンパク質源)のある定食形式」を意識するのが賢い選択です。

【夕食:目標 約20g】

1日の調整をしつつ、良質なタンパク質を補給します。

  • 自炊プラン:鶏むね肉のソテー100g(約22g)、温野菜、スープ。または麻婆豆腐(豆腐半丁で約10g+ひき肉で約10g)

夜は脂質を控えめにすると、胃腸への負担も軽くなります。

【間食:プラスαを狙う】

3食で足りない分や、小腹が空いた時は、お菓子ではなくタンパク質を。
「おやつ=4回目のタンパク質補給」と発想を転換しましょう。

  • プロテイン(1杯 約15g〜20g)
  • 6Pチーズ1個(約3g)
  • 無調整豆乳200ml(約7g)
  • 素焼きナッツ(少量)

ズボラでもOK!「ちょい足し」テクニック

毎日完璧な食事は難しい…という方のために、いつもの食事に加えるだけの簡単テクニックをご紹介します。

  • いつものサラダに → 蒸し大豆ツナ缶(ノンオイル)をトッピング。
  • いつもの味噌汁に → 溶き卵を流し入れたり、追い鰹節をたっぷりかける。
  • いつものトーストに → スライスチーズを乗せる。
  • いつものパスタに → サバ缶を丸ごと投入して和える。

シリーズの終わりに:未来の自分への最高の投資

3回にわたり、タンパク質の重要性から具体的な実践方法までお伝えしてきました。

大切なのは、完璧を目指さないことです。

まずは、「今日の夕食に、卵を1個プラスしてみよう」という小さな一歩からで構いません。

その小さな意識の積み重ねが、5年後、10年後のあなたの心と体のコンディションを大きく左右します。

タンパク質を摂ることは、単なる食事ではありません。
それは、自分の体を構成する「資材」を自らの手で補給し、メンテナンスする行為。未来の自分への、最高の自己投資です。

このシリーズが、あなたが自分自身の体と向き合い、健やかな毎日を送るための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。

 

 

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【第2弾】タンパク質、何をどれくらい?40代からの摂取戦略・基本編

こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

 

前回の記事では、40代の私たちにとって「タンパク質不足」がいかに深刻な問題を引き起こすかについて解説しました。
→前回の記事を読んでいない方はこちらから

おそらく多くの方が、「重要性はわかった。では、具体的に何をどれくらい摂ればいいのか?」という疑問をお持ちかと思います。

本日は第2弾として、具体的な目標量の設定と、どんな食材からタンパク質を摂取すべきかという「基本戦略」について、深く掘り下げていきます。


ステップ1:まず「自分の必要量」を知る

戦略を立てるには、まずゴール設定が必要です。

一般的に、健康維持を目指す成人が1日に必要とするタンパク質は「体重1kgあたり1.0g〜1.2g」が目安とされています。

 

例えば、体重50kgの方なら、1日に50g〜60gのタンパク質を摂取することが目標となります。

「60g」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、これは、鶏むね肉なら約300g、卵なら約10個分に相当します。

 

これを毎日、3食の中でコンスタントに摂取する…と考えると、かなり意識しないと達成は難しい、ということがお分かりいただけるかと思います。

だからこそ、日々の食事選びという「戦略」が重要になるのです。

ステップ2:タンパク質源の「二大勢力」を理解する

タンパク質には、大きく分けて「動物性」と「植物性」の2種類があります。

それぞれに異なる特徴があり、両方をバランスよく摂ることが、賢い戦略の鍵となります。

① 動物性タンパク質(肉・魚・卵・乳製品)

こちらは、私たちの体の主構造を作るのに非常に効率的なタンパク質源です。

【特徴】

  • 体内で合成できない必須アミノ酸をバランス良く含む「アミノ酸スコア」が高い
  • 体への吸収率が良く、筋肉や血液の材料として即座に活用されやすい。

建築にたとえるなら、「プロ仕様の高性能な建築資材」です。

鉄骨やコンクリートのように、建物の骨格を頑丈に作るのに不可欠な存在と言えます。

 

【注意点】
部位によっては脂質(Fat)も多く含みます。

資材は優秀でも、余分なものが付随してくるイメージです。

鶏肉なら皮なしのむね肉やささみ、豚肉や牛肉ならヒレやもも肉など、赤身の部分を選ぶといった工夫が求められます。

② 植物性タンパク質(大豆製品・豆類など)

一方、植物性タンパク質は、体に優しい多機能な栄養源です。

【特徴】

  • 脂質が少なく、カロリーを抑えやすい。
  • 食物繊維やビタミン、ミネラル、ポリフェノールといったプラスアルファの栄養素も同時に摂取できる。

建築にたとえるなら、「断熱材や調湿機能も兼ね備えた、多機能なエコ建材」といったところでしょう。

建物を頑丈にするだけでなく、住み心地を良くする付加価値を提供してくれます。

特に大豆製品に含まれるイソフラボンは、40代以降の女性の健康をサポートしてくれる心強い味方です。

 

【注意点】
食材によっては、特定の必須アミノ酸が少ない場合があります。

そのため、単体で摂るよりも、様々な食材を組み合わせて弱点を補い合うことが理想です。(例:お米+大豆製品)


まとめ:次へのステップ

本日の要点をまとめます。

  1. まずは「体重(kg) × 1.2g」を自分の目標値として認識する。
  2. 体の骨格を作る「動物性」と、付加価値の高い「植物性」をバランス良く取り入れる。

重要なのは、「タンパク質だけを増やす」のではなく、炭水化物や脂質とのバランス(PFCバランス)を考え、賢く食事内容を"置き換えていく"という発想です。

 

さて、基本戦略はご理解いただけたかと思います。
次回の最終回では、この戦略を実際の「1日の食事」にどう落とし込むのか、朝・昼・晩の具体的なモデルプランから、忙しい方でもできる「ちょい足しテクニック」までの【最終ロードマップ】をお届けします。

 

 

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【40代からの警告】その不調、原因はタンパク質かもしれません。

こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

早速ですが、40代を迎え、このような変化を感じてはいないでしょうか。

  • 以前は一晩寝れば回復したはずの疲労感が、翌日にも残る。
  • 鏡を見るたびに、肌のハリ不足やフェイスラインの変化にため息が出る。
  • 髪質が変わり、パサつきやうねりがひどくなった。
  • 食事管理をしても、体型を維持するのが難しいと感じる。

多くの方が「年齢を重ねれば当然のこと」と受け止めているかもしれません。
しかし、もしその不調の根本原因が、見過ごされてきた『タンパク質不足』にあるとしたら。

本日は、なぜ私たち40代にとって「タンパク質」の摂取がこれほどまでに重要なのか、その理由を少し掘り下げて、冷静に解説していきたいと思います。


40代の体に静かに訪れる「構造的な危機」

私たちの体は、約60兆個の細胞からなる精巧な建築物のようなものです。

そしてその大部分はタンパク質によって作られています。年齢とともに、この建築物には様々なメンテナンスが必要になりますが、そのための「資材」が足りていないとしたら…それが危機の本質です。

《危機①》美の土台が蝕まれる。肌・髪・爪の「材料不足」

まず、最も目に見えやすい変化が「外見」に現れます。
肌の弾力を保つために欠かせない「コラーゲン」

これはタンパク質の一種です。

想像してみてください。立派な設計図(エイジングケア)があっても、現場にレンガやセメントといった建築資材(タンパク質)が搬入されなければ、家は建ちません。

どんなに高価なクリームを塗っても、体の内側で新しい肌細胞やコラーゲンを再構築するための資材が枯渇していては、根本的な改善は望めないのです。

髪の主成分である「ケラチン」も同様です。

資材が不足すれば、当然できあがる髪は細く、脆くなります。爪が割れやすいのも、同じ構造的な問題と言えるでしょう。

《危機②》最重要課題。「酸素輸送システム」の機能不全

そして、ここからがこの記事の核心です。
多くの40代女性が経験する、原因不明の倦怠感やめまい、思考力の低下。

その背景には、体内の「酸素輸送システム」の重大な機能不全が隠れています。

私たち女性は、毎月の生理によって定期的に血液を失います。特に40代はホルモンバランスの変動により、その量が増えることも少なくありません。

血液が全身に酸素を運ぶ上で中心的な役割を果たすのが「ヘモグロビン」です。 

このヘモグロビンは、二つの要素が結合して初めて機能します。

ヘモグロビン = ヘム鉄 (鉄)グロビン (タンパク質)

この関係性を、物流システムにたとえてみましょう。

  • ヘム鉄 = 全身の細胞に届けるべき大切な「荷物(酸素)」
  • グロビン(タンパク質) = その荷物を載せて運ぶための「輸送トラック」

多くの方は「貧血対策=鉄分補給」と考え、倉庫に「荷物(鉄)」を山積みにしようと努力します。

しかし、その荷物を運ぶための肝心な「トラック(タンパク質)」が圧倒的に不足していたらどうなるでしょうか?

倉庫に荷物が溢れかえっているだけで、最も重要な「配送」という目的は達成されません。

出血によりタンパク質も同時に失っている、これが鉄分サプリを飲むだけでは体調が改善しにくい大きな理由です。

毎月、私たちは「荷物」と「トラック」の両方を失っているのです。

この事実を無視して鉄分だけを補うのは、極めて非効率的と言わざるを得ません。

《危機③》代謝の低下。「カロリー消費工場」の規模縮小

「食べる量は増えていないのに、なぜか体型が変わる」
これもまた、構造的な問題です。

私たちの体で最もエネルギーを消費する組織は「筋肉」です。

いわば、24時間稼働する「カロリー消費工場」です。

しかし、この工場を維持・増築するための主原料が、言うまでもなくタンパク質です。

原料の供給が滞れば、工場は生産ラインを縮小せざるを得ません。

つまり、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下するのです。

結果として、同じ量のエネルギー(食事)を摂取しても、それを消費しきれずに余剰分が脂肪として備蓄されてしまう。

これが、40代以降の「痩せにくさ」の正体です。

《危機④》感情の波。メンタルを支える「化学物質の枯渇」

心の平穏や意欲を司る、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質。

これらは「心の安定剤」とも言える重要な化学物質ですが、その原料もまた、タンパク質が分解されてできる「アミノ酸」です。

原料が不足すれば、当然、製品の生産量も減ります。

理由のないイライラ、気分の落ち込み、やる気の低下…。

これらを「更年期だから」と一括りにしてしまう前に、心の化学工場で原料不足が起きていないか、一度立ち止まって考える必要があるのです。


結論:40代の健康戦略は、タンパク質の確保から始まる

ここまでお読みいただき、いかがでしたでしょうか。
40代の体と心に現れる様々な不調が、いかに「タンパク質不足」という一つの根本原因に繋がっているか、ご理解いただけたかと思います。

  • 美容:見た目の土台となる建築資材
  • 健康:全身の生命線を担う輸送トラック
  • 体型:代謝を司る工場の稼働原料
  • 精神:心を安定させる化学物質の素

タンパク質は、もはや特定の人のための栄養素ではありません。
私たち40代が、これから先の未来を健やかに、そして自分らしく過ごすための、最も基本的かつ戦略的な栄養素と言えるでしょう。

では、具体的にどのようにして、日々の食事に質の良いタンパク質を組み込んでいけば良いのか。
次回の記事では、そのための現実的で継続可能なアプローチについてお話ししたいと思います。

 

 

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【40代からの睡眠革命】寝る前スマホはやっぱりNG!ぐっすり眠るための"新常識"デジタルデトックス術

こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

 

仕事、家事、家族のこと…慌ただしい一日を終え、ようやく訪れた自分だけの時間。

ホッと一息ついて、ベッドに横になり、つい手に取ってしまうのがスマートフォン。

「SNSをちょっとチェックするだけ…」
「気になってた動画を1本だけ…」

そのはずが、気づけばあっという間に1時間が経過。

目が冴えてしまって、なんだか寝付けない。

「夜中に何度も目が覚める…」

「朝、起きても疲れが取れていない…」

「日中のパフォーマンスが落ちている気がする…」

もし、こんなお悩みがあるのなら、その原因は「寝る前のスマホ」にある可能性が大です。

「そんなことは分かってる!でも、やめられないのよ…」

という声が聞こえてきそうです。

痛いほどその気持ち、分かります。

だからこそ今回は、なぜ寝る前のスマホが私たちの睡眠をこれほどまでに邪魔するのか、そのメカニズムをじっくりと深掘りしてみたいと思います。

そして、「これならできそう!」と思える、ちょっと変わったシンプルなデジタルデトックス術を2つ厳選してご紹介します。

あなたの脳内で毎晩起きている「2つの事件」

寝る前にスマホを見ている時、私たちの体と脳の中では、実は大変なことが起きています。

それは、大きく分けて2つの「事件」です。

【事件1】"眠りの案内人"、強制送還事件

私たちの体には、「メラトニン」という、自然な眠りを誘ってくれる、とても大切なホルモンがあります。

彼を「眠りの案内人」と呼ぶことにしましょう。

この案内人さん、太陽が沈んで周りが暗くなると、「さあ、皆さん、おやすみの時間ですよ〜」と現れて、私たちの体をリラックスさせ、心地よい眠りの世界へと導いてくれるのが仕事です。

ところが、です。

ベッドの中で、私たちはスマホの画面を見つめます。

この画面から放たれる「ブルーライト」

これは、案内人さんにとって天敵中の天敵。

なぜなら、ブルーライトは「真昼の太陽光線」とそっくりだからです。

 

私たちの脳は、とても素直で単純な司令塔です。

夜、布団の中にいるにも関わらず、目から「真昼の太陽光線(ブルーライト)」という情報が入ってくると、脳はこう勘違いします。

「大変だ!まだ真昼間じゃないか!眠ってる場合じゃない!活動モードを継続せよ!」

その指令を受けた体は、せっかく出番を待っていた「眠りの案内人(メラトニン)」さんを、「まだ君の出番じゃない!」とばかりに強制的に追い返してしまうのです。

体は疲れて「もう休みたい…」と悲鳴を上げているのに、脳は「まだまだ昼間だ!」と覚醒している…。

これが、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような、ちぐはぐな状態。
これでは、スムーズに眠りにつけるはずがありませんよね。

これが、寝付きが悪くなる最大の原因です。

【事件2】脳内オフィス、深夜の強制残業事件

もう一つの事件は、脳の中で起こる情報処理の問題です。

一日働いた私たちの脳を、「夜の静かなオフィス」にたとえてみましょう。

本来、夜は日中の出来事(書類)を整理整頓し、不要な情報をゴミ箱に捨て、明日のために机の上を綺麗にする時間。

このお片付けをしてくれるのが、リラックスを司る「副交感神経」という、穏やかな清掃員さんです。

ところが、です。

そこに、スマホという名の"外部ドア"から、次から次へと情報が投げ込まれます。

友人の楽しそうなディナーの写真(SNS)、政治家のスキャンダル(ニュース)、かわいい猫の動画、ハラハラするドラマの展開…。

これらはすべて、脳にとっては「至急対応せよ!」と書かれた緊急案件の書類の山です。

 

緊急案件の書類が舞い込むと、オフィスでは誰が対応するか?
そう、活動と興奮を司る「交感神経」という、アドレナリン全開の敏腕社員です。

「うおお!これは面白い!」「なんだこの記事は!腹が立つ!」「次が気になる!」

敏腕社員(交感神経)は、感情をフル回転させながら、深夜にも関わらず猛然と仕事(情報処理)を始めてしまいます。オフィスは煌々と明かりが灯り、興奮と緊張状態に。

これでは、穏やかな清掃員さん(副交感神経)は、いつまでたってもお片付けを始めることができません。

脳内オフィスは散らかったまま、興奮状態で朝を迎える…。

これが、眠りが浅くなったり、夢ばかり見てぐっすり眠った気がしなかったりする原因です。

さらに、私たち40代は女性ホルモンのバランスが揺らぎやすく、もともと自律神経という船が少し揺れやすい状態。

そこに寝る前スマホという嵐が来たら…船が大きく傾いてしまうのは、当然のことなのかもしれません。

【厳選2つ】意志の力に頼らない!"新常識"デジタルデトックス術

原因がこれだけはっきりしていると、「やっぱりやめなきゃ…」と思いますよね。
でも、「やめる」と意気込むと、かえってストレスになるもの。

そこで、意志の力に頼らず、仕組みで解決するための、シンプルな方法を2つご提案します。

対策1:スマホに「おうち」と「門限」を決める儀式

「我慢」ではなく「儀式(ルーティン)」に変えてしまうのがポイントです。

  1. スマホの「門限」を決める:
    自分が寝たい時間の「45分前」をスマホの門限に設定し、その時間にアラームをかけます。
  2. これは「寝る時間」のアラームではなく、「スマホ終了」のアラームです。
  3. スマホの「おうち」を決める:
    充電する場所を、寝室以外の場所に決めます。
  4. リビングの隅、書斎の机の上など、「ここがあなたの今夜のおうちだよ」という定位置を作ってあげましょう。
  5. 「おやすみ」を告げる:
    門限アラームが鳴ったら、「今日も一日ありがとうね」とスマホに声をかけ(心の中でもOK!)、決めた「おうち」で充電ケーブルに繋ぎます。そして、その日はもう絶対に寝室に持ち込まない。

物理的に距離を置くことで、無意識に手を伸ばすのを防げます。

「ダメ」と禁止するより、「おうちに帰す」という優しい儀式にすることで、不思議と罪悪感なくスマホを手放せますよ。

対策2:"五感を満たす"寝る前アナログ時間を作る

スマホを手放した後の「手持ち無沙汰な時間」をどう過ごすか。

これが成功の鍵です。スマホの「強い刺激」の代わりに、「優しくて心地よい刺激」で脳と体を満たしてあげるのです。

テーマは「五感へのご褒美」。

  • 【嗅覚】好きな香りのアロマを焚く。お気に入りのハンドクリームを、香りを楽しみながら丁寧に塗り込む。
  • 【触覚】少しだけ奮発した、肌触りの良いシルクやコットンのパジャマに着替える。ふわふわのブランケットにくるまって、その感触を味わう。
  • 【聴覚】スマホではなく、スマートスピーカーやCDで、静かなヒーリングミュージックや自然の音(雨音、焚き火の音など)を小さく流す。
  • 【味覚】温かいノンカフェインのハーブティー(カモミールやルイボスがおすすめ)を、ゆっくり時間をかけて味わう。

全部やる必要はありません。

今夜は「香り」、明日は「手触り」など、その日の気分で選んでみてください。

これは、自分自身を慈しむ、大切なセルフケアの時間です。


最高の睡眠は、明日の自分への最高のプレゼント

寝る前のスマホ時間は、手軽で楽しい時間かもしれません。

でもその裏側で、私たちの脳と体は悲鳴を上げていました。

完璧じゃなくて大丈夫です。

まずは「スマホのおうちを決める」だけでも、大きな一歩。

質の高い睡眠は、日中のイライラを減らし、肌の調子を整え、仕事のパフォーマンスを上げてくれます。

それは、誰にも邪魔されない、自分だけの資産です。

今夜から、あなたの脳内オフィスに穏やかな夜を取り戻してあげませんか?

 

 

 

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またこの季節…【40代からの梅雨の偏頭痛】憂鬱なズキズキの原因と、たった3つのシンプルケア

 

こんにちは!広島市佐伯区の中央施術院です。

シトシトと降り続く雨、ジメジメとした空気…。本格的に梅雨ですね。

窓の外の景色がどんよりしていると、なんだか気持ちまで沈みがち。

そして、この時期になると決まってやってくる、あの「ズキン、ズキン…」という頭の痛み。

 

「天気が崩れる前から、頭が重い…」

「薬を飲んでも、すっきりしない」

「仕事や家事に集中できなくて、本当につらい」

そんな悩みを抱えている40代の女性、多いのではないでしょうか。

今回は、なぜ梅雨の時期に偏頭痛が悪化するのか、その原因を少し深く掘り下げてみたいと思います。

そして、たくさんの対策法に疲れてしまったあなたへ、「これだけはやってみて!」という厳選されたシンプルなセルフケアを3つだけ、ご紹介しますね。

この憂鬱な季節を、少しでも穏やかに乗り切るためのヒントになれば嬉しいです。

なぜ?梅雨に偏頭痛が悪化する「3つの本当の理由」

「気圧のせいでしょ?」
はい、その通りです。

でも、もう少し詳しく見ていくと、私たちの体の中で何が起きているのかが分かります。

それが分かると、対策も立てやすくなりますよ。

気圧低下による「血管の拡張」

梅雨時期は、低気圧が頻繁に通過します。

気圧が下がると、体にかかる圧力が弱まります。

すると、私たちの体の中、特に脳の血管がじわ〜っと拡張しやすくなるんです。

この拡張した血管が、近くにある「三叉神経(さんさしんけい)」という顔の感覚を支配する大きな神経を圧迫・刺激します。

この刺激が、ズキンズキンという拍動性の痛みを引き起こす、偏頭痛の直接的な原因です。

頭の中で風船が膨らんで、神経に触れているようなイメージですね。

心と体の司令塔「自律神経の乱れ」

気圧の変動は、私たちの心と体のバランスを司る「自律神経」にも大きな影響を与えます。

活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」。この2つの切り替えがうまくいかなくなるのです。

特に40代は、女性ホルモンのバランスが変化しやすいお年頃

もともと自律神経が揺らぎやすい状態にあるため、気圧の変化という外的ストレスが加わると、乱れがさらに増幅されてしまうのです。

日照時間が減ることによる気分の落ち込みも、この乱れに拍車をかけます。

湿度による「体内の水分の滞り」

梅雨といえば、高い湿度。このジメジメが、体内の水分代謝を悪くさせます。

東洋医学では「水毒(すいどく)」とも呼ばれますが、体の中に余分な水分が溜まりやすくなり、むくみやだるさ、そして頭重感(ずじゅうかん)の原因に。

この体内の水分の滞りが血行不良を招き、結果的に頭痛を悪化させる一因と考えられています。

朝、顔や足がむくんでいる日は、頭痛も起きやすいと感じませんか?

【厳選】今日からできる!梅雨の偏頭痛シンプルケア3選

原因が分かったところで、いよいよ対策です。

あれもこれもと頑張るのは大変なので、「これなら続けられそう」と思えるシンプルなものを3つだけ選びました。

対策1:1分でOK!「耳くるくるマッサージ」

気圧の変化を感じ取るセンサーは、耳の奥にある「内耳(ないじ)」にあると言われています。

この内耳の血流が悪くなると、気圧の変化にうまく対応できず、頭痛を引き起こしやすくなります。

そこで、耳周りの血行を良くするマッサージが効果的!

  • ✅ 両耳を軽くつまみ、後ろに向かってゆっくり5回くるくる回す。
  • ✅ 耳を上下に、そして横に、優しく5秒ずつ引っ張る。
  • ✅ 耳全体を、手のひらで覆うようにして折りたたみ、5秒キープ。

「痛くなりそう…」という予感がした時や、仕事の合間に、ぜひ試してみてください。

びっくりするほどスッキリしますよ。

対策2:「首の後ろ」を温める

頭痛持ちさんは、首や肩のコリもセットになっていることが多いですよね。

この首周りの緊張が、頭への血流を不安定にさせ、痛みを増幅させます。

蒸しタオルや、レンジで温めるタイプのネックピローなどで、首の後ろ(髪の生え際あたり)をじっくり温めてみましょう。

自律神経が集中している場所なので、血行が良くなるだけでなく、心からリラックスできます。

夜、お風呂にゆっくり浸かって首まで温まるのも最高です。

※注意:ズキンズキンと脈打つように痛むこめかみなどを直接温めるのは、血管をさらに拡張させて逆効果になることがあるので、避けてくださいね。

対策3:「マグネシウム」をちょい足し

ミネラルの一種であるマグネシウムには、血管の過剰な収縮や拡張を調整し、神経の興奮を鎮める働きがあります。偏頭痛持ちの人は、このマグネシウムが不足しがちというデータもあるんですよ。

サプリメントも良いですが、まずは食事から。

  • 大豆製品:豆腐、納豆、味噌、豆乳
  • 海藻類:わかめ、ひじき、青のり
  • ナッツ類:アーモンド、カシューナッツ
  • その他:ほうれん草、ごま、バナナなど

いつものお味噌汁に、豆腐とわかめをたっぷり入れるだけでもOK! 意識して「ちょい足し」してみてください。


憂鬱な季節を、少しでも快適に

梅雨の偏頭痛は、本当につらくて周りにも理解されにくい、孤独な戦いですよね。

でも、自分の体の声に耳を澄まし、なぜ痛みが起きるのかを知ることで、少しだけ冷静に向き合えるようになります。

今日ご紹介した3つのシンプルケアは、すべて「血流を整え、自律神経を安定させる」ことに繋がっています。

完璧にやろうとせず、まずは「これならできそう」と思うもの一つからで大丈夫。

あなたのつらい痛みが少しでも和らぎ、雨の季節を穏やかに過ごせる時間が増えることを、心から願っています。

 

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【衝撃】あなたの首痛、本当の原因は首じゃない?9割が知らないストレートネックの黒幕と根本解消プログラム

 

こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

 

「気がつけば首がガチガチ…」
「頭痛やめまいまでするようになった」
「マッサージしても、その場しのぎですぐに戻ってしまう」

 

スマホ首、ストレートネックによる深刻なお悩み、本当につらいですよね。
多くの方が、その原因を「スマホの見過ぎ」や「デスクワークの姿勢」だと考えています。

もちろん、それも一因です。しかし、もし私が
「あなたのストレートネックを操っている“黒幕”は、実は首以外の場所にも潜んでいるんです」
とお伝えしたら、驚かれますか?

 

今回は、身体のつながりから解き明かすストレートネックの最新知見と、今日から実践できる根本的な解消法について解説します。

 

【驚愕の真実】ストレートネックを引き起こす4つの黒幕

 

首のカーブが失われるストレートネック。多くの人は、頭が前に出る姿勢だけを問題視しますが、それは結果に過ぎません。

「なぜ、頭が前に出てしまうのか?」という根本原因にアプローチしない限り、永遠に改善は見込めないのです。

その根本原因、身体に潜む「黒幕」の正体を暴いていきましょう。

黒幕1:固まった「視線」

スマホやPCを長時間見ている時、あなたの「眼球」はどうなっていますか?
ほとんどの場合、一点を凝視し、眼球の動きが極端に少なくなっています。

実は、首の動きと眼球の動きは、脳のレベルで密接に連動しています。

本来、周囲を見渡すとき、私たちは自然に眼球を動かし、それに連動して首が動きます。

しかし、眼球が“ロック”された状態が続くと、脳は視界を確保するために、眼球の代わりに首を過剰に動かして代償しようとします。

これが、首の細かい筋肉(後頭下筋群など)に異常な緊張を生み、頭を前方へ突き出す姿勢を固定化させてしまう、驚くべきメカニズムなのです。

 

黒幕2:崩れた「足裏」

「首の問題なのに、足の裏?」と疑問に思うかもしれません。しかし、私たちの身体は「筋膜」という全身を覆うウェットスーツのようなもので繋がっています。

身体の土台である「足裏」。

ここのアーチが崩れる(浮き指や扁平足など)と、建物が土台から傾くように、全身のバランスが崩れます。

すると、身体は倒れないように、無意識にバランスを取ろうとします。

崩れた下半身のバランスを、上半身、そして最終的には「頭の位置」で調整するのです。

その結果が、頭部を前方へ突き出すストレートネックの姿勢。

足裏の崩壊が、はるか離れた首にまで影響を及ぼしているのです。

 

黒幕3:浅くなった「呼吸」

ストレスや長時間のデスクワークは、無意識に呼吸を浅くします。
本来、呼吸の主役はドーム状の筋肉「横隔膜」です。しかし、この横隔膜がうまく使えない「浅い胸式呼吸」が続くと、身体は別の筋肉で呼吸を補おうとします。

その“代役”こそが、首周りについている呼吸補助筋(斜角筋や胸鎖乳突筋など)です。

彼らは本来、補助的な役割なのに、一日2万回以上も行われる呼吸のたびに酷使されることに…。

この過重労働が首の筋肉を常に緊張させ、ガチガチに固めてしまいます。

あなたの首の凝りは、「呼吸の仕方」そのものが原因だったのかもしれません。

 

黒幕4:見えない「ストレス」

精神的なストレスは、自律神経のバランスを乱し、身体を興奮・緊張させる「交感神経」を優位にします。
これは、原始時代に敵と遭遇した時のような「闘争か逃走か」のモード。

身体は無意識に防御姿勢(肩をすくめ、首を縮め、顎を突き出す)を取ります。

現代社会では、この見えないストレスが慢性的に続くため、防御姿勢がデフォルトになってしまっている方が非常に多いのです。心が緊張すれば、身体も緊張する。

特に首は、精神的な影響を最も受けやすい繊細な場所なのです。

 

 

黒幕を撃退!根本解消セルフケア・プログラム

 

 

原因がわかれば、対策は明確です。

それぞれの黒幕にアプローチするセルフケアをご紹介します。

1. 視線を解放する「眼球エクササイズ」

固まった視線をリセットし、首の負担を減らします。仕事の合間にぜひ。

やり方:
顔は正面を向いたまま、動かさないように固定します。
1. 眼球だけをゆっくりと真上に動かし、3秒キープ。
2. 同様に、真下、右、左へ動かし、各3秒キープ。
3. 右上、左下、左上、右下と、斜め方向にも動かし、各3秒キープ。
4. 最後に、時計回りと反時計回りに、できるだけ大きくゆっくりと眼球を2周ずつ回します。
ポイント:決して首を動かさず、眼球の動きだけに集中してください。

 

2. 土台を再構築する「足指グーパー運動」

 

足裏のアーチを目覚めさせ、全身のバランスを整えます。

やり方:
椅子に座った状態で、裸足になります。
1. 足の指を、手のグーのように力いっぱい5秒間握ります。
2. 次に、指と指の間を大きく広げるように、力いっぱいパーの形にして5秒間キープ。
3. これを10回繰り返します。
ポイント:床に敷いたタオルを指でたぐり寄せる「タオルギャザー」も非常に効果的です。

 

3. 呼吸を深化させる「横隔膜ブリージング」

 

首の筋肉を休ませ、深い呼吸を取り戻します。寝る前に行うのがおすすめです。

やり方:
仰向けに寝て、膝を軽く立てます。
1. 片手をお腹(おへその少し上)に、もう片方の手を胸に置きます。
2. 4秒かけて、鼻からゆっくり息を吸い込みます。

この時、胸の手ではなく、お腹の手が膨らむのを感じてください。
3. 6~8秒かけて、口からゆっくりと息を吐き切ります。お腹がへこんでいくのを感じましょう。
4. この呼吸を5~10回繰り返します。
ポイント:吐く息を長くすることで、リラックス効果が高まります。

 

4. ストレスを流す「首のインナーマッスル覚醒」

 

首の正しい位置を身体に再教育し、緊張をリセットします。

 

やり方:
壁に背中とかかとをつけて、まっすぐ立ちます。(座って行ってもOK)
1. 顎を軽く引き、二重顎を作るようなイメージで首を後ろにスライドさせます。
2. 後頭部で、後ろの壁をじんわりと押すような意識で5秒間キープします。
3. ゆっくりと力を抜きます。これを5回繰り返します。
ポイント:顎が上がったり、肩に力が入りすぎたりしないように注意しましょう。

「頭のてっぺんが天井から糸で吊られている」ようなイメージを持つと上手くいきます。

 

 

あとがき

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

ストレートネックの原因が、いかに多岐にわたり、全身と繋がっているかをご理解いただけたでしょうか。
視線、足裏、呼吸、そして心。
これらの黒幕に気づき、一つひとつ丁寧に対処していくことこそが、つらい症状から抜け出すための唯一の道です。

ご紹介したセルフケアは、どれも簡単ですが非常にパワフルです。

大切なのは、「継続すること」。毎日少しずつでも良いので、ご自身の身体と向き合う習慣を作ってみてください。

あなたの身体は、必ず変わる可能性を秘めています。
 

 

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こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

ジメジメ、むしむし…梅雨の季節がやってきましたね。 

 

 

なんだか体が重だるい、頭がズキズキ痛む、気分まで落ち込んじゃう…。 

 

特にアラフォー世代になると、 「若い頃はこんなことなかったのに…」 と、年々梅雨の不調がこたえるようになっていませんか? それ、気のせいではありません! 

年齢と共に変化する女性の体にとって、梅雨はまさに”三重苦”。

 でも、安心してください。 

「気圧のせいだから仕方ない」なんて諦めるのは、まだ早い!

 テレビや雑誌で言われる「軽い運動を」「ゆっくりお風呂に」といったありきたりの対策ではなく、今回は最新の知識に基づいた、まさに“秘策”と呼べるセルフケアをお伝えします。 

さあ、一緒にこの憂鬱な季節を、賢く快適に乗り切りましょう!

 


【警報発令中!】アラフォー女性を襲う「梅雨の不調」その正体とは?

まずは敵を知ることから。なぜ梅雨の時期、私たちの体は悲鳴を上げるのでしょうか?

 

よくある梅雨の不調リスト

  • 天気痛:締め付けられるような頭痛、古傷の痛み
  • 重だるさ:全身の倦怠感、朝起きられない
  • むくみ:夕方になると靴がパンパン、顔もむくむ
  • 梅雨うつ:気分の落ち込み、イライラ、何もやる気が起きない
  • 首・肩こり:ガチガチに固まって、痛みや吐き気まで…


これらの不調の引き金は、ご存知の通り「気圧の低下」「湿度の高さ」「寒暖差」です。 

これらが自律神経を乱し、不調を引き起こすのですが、アラフォー女性が特に注意すべき、もう少し深い原因があるんです。

①乱気流に揺れる「内耳」と暴走する自律神経

耳の奥にある「内耳」は、体のバランスを保つセンサー。

この内耳が、飛行機が乱気流に巻き込まれるように、激しい気圧の変化を敏感にキャッチします。

すると「ヤバイ、異常事態だ!」と脳に過剰な信号を送り、自律神経の司令塔をパニックに陥らせるのです。

結果、活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、全身に不調が広がります。

②幸せホルモン「セロトニン」の枯渇

梅雨の時期は、日照時間が激減します。太陽の光を浴びることで生成される幸せホルモン「セロトニン」が不足すると、どうなるでしょう?

セロトニンは、精神を安定させるだけでなく、痛みをコントロールし、自律神経を整える働きも担っています。

このセロトニンが不足することで、普段なら気にならない程度の痛みも「激痛」に感じてしまったり、気分の落ち込みが激しくなったりするのです。

③ジメジメが招く「腸内お天気痛」

最新の研究で注目されているのが、「腸」と不調の関係。高い湿度や冷房による冷えは、第二の脳と呼ばれる腸の働きを鈍らせます。

腸内環境が悪化すると、腸のバリア機能が壊れて有害物質が体内に漏れ出す「リーキーガット(腸漏れ)」という状態に。

これが全身に微弱な炎症を引き起こし、原因不明のだるさやアレルギー、肌荒れに繋がることが分かってきました。

まさに「腸内のお天気痛」と呼べる状態です。

「内耳」「脳(セロトニン)」「腸」。
この3つの根本原因にアプローチすることが、梅雨不調から抜け出す鍵だったのです!

 


【もう騙されない!】アラフォーのための梅雨だる撃退・3つの秘策

ここからは、具体的な対策をご紹介します。 

どれも「へぇ!」と思うような、でも今日からすぐできる簡単なものばかりです。

 

①:天気痛は「内耳の血流」を制す!“耳温活”と“妖精の耳マッサージ”

天気痛の司令塔「内耳」を直接ケアするアプローチです。

■ 耳温活
頭痛が来そうだな…と感じたら、すぐに試してみてください。

  1. 水で濡らしたタオルを、電子レンジで30秒~1分ほど温め、蒸しタオルを作ります。
  2. その蒸しタオルで、耳全体をじんわ~りと5分ほど温めます。

内耳の血流が促進され、過敏になったセンサーが落ち着きます。

市販の「あずきのチカラ」のようなアイマスクを目ではなく耳に当てるのも、手軽でおすすめです。

 

 

■ 耳マッサージ
ただ耳を引っ張るだけでは不十分。ポイントは「頭皮ごと動かす」ことです。

  1. 人差し指と中指で耳を挟み、耳の付け根を優しく持ちます。
  2. まるで妖精の耳を愛でるように(笑)、後ろに向かってゆっくり5回、円を描くように回します。
  3. このとき、耳だけを動かすのではなく、側頭部の皮膚や筋肉が一緒に動いているのを感じてください。

頭全体の血流が良くなり、頭痛予防だけでなく、顔のリフトアップ効果も期待できますよ♪

 

②:脳をだます「モーニング・ルーティン」でセロトニン強制チャージ!

日照不足で不足しがちな「セロトニン」を、朝の時間で強制的に作り出すルーティンです。

 

  1. 起きたら2秒でカーテンを開ける!
    曇りや雨の日でも、光は届いています。まずは網膜に「朝だ!」と光の信号を届けることが最優先。

  2. 5分間の「リズム運動」
    セロトニンは一定のリズム運動で活性化します。激しい運動は不要!
    • その場で軽く足踏みする
    • ラジオ体操第一をやる
    • 好きな音楽をかけて、ベランダで軽くステップを踏む
    これだけでOK。ポイントは「楽しいな」と感じながら行うことです。
 

  1. 「魔法の朝ごはん」を食べる
    セロトニンの材料となるアミノ酸「トリプトファン」を朝食で摂りましょう。
    【おすすめ食材】バナナ、豆乳、ヨーグルト、卵、ナッツ、大豆製品(味噌、納豆)
     
    ★超簡単レシピ:「ハッピー・バナナヨーグルト」
    器にプレーンヨーグルトを入れ、輪切りにしたバナナを乗せ、お好みでクルミやきな粉をかけるだけ! トリプトファンと腸活が同時にできます。

③:「第2の脳」をいたわる“週末リセット腸活”

だるさの黒幕「腸」をリセットし、体の中から元気を取り戻す秘策です。

 

 

■ 週末16時間プチ断食
常に働き続けて疲れている胃腸を、週末に休ませてあげる健康法です。

【やり方】
例えば、土曜の夜8時に夕食を終えたら、次の食事は日曜のお昼12時まで待ちます。

その間の16時間は、水やお茶、ハーブティーなどの水分のみで過ごします。

たったこれだけで、消化に使われていたエネルギーが、傷ついた腸の修復や細胞の生まれ変わりに使われます。

体がスッキリ軽くなるのを実感できるはず。無理のない範囲で試してみてくださいね。

 

 

 

■ W(ダブル)で摂る発酵食
腸内環境を整えるには、善玉菌(プロバイオティクス)とそのエサとなる食物繊維(プレバイオティクス)をセットで摂るのが最強です。

【最強の組み合わせ例】

  • 納豆(善玉菌) + めかぶ・もずく(エサ)
  • ヨーグルト(善玉菌) + オートミール(エサ)
  • お味噌汁(善玉菌) + わかめ・きのこ(エサ)

いつもの食事に「+1」する意識で、ぜひ取り入れてみてください。

 

まとめ ― 賢いセルフケアで、梅雨を好きになる!

いかがでしたか?
梅雨の不調を乗り切る3つの秘策を、もう一度おさらいしましょう。

  1. 【天気痛対策】「耳温活」と「妖精の耳マッサージ」で内耳の血流をケア!
  2. 【気分対策】「モーニング・ルーティン」で脳をだまし、セロトニンをチャージ!
  3. 【だるさ対策】「週末リセット腸活」で第2の脳をいたわり、体の中から元気に!


「梅雨だから仕方ない」と、毎年不調に耐えるのはもう終わりにしませんか?
不調の原因を知り、自分の体に合った正しいケアをしてあげれば、体は必ず応えてくれます。 

全部を完璧にやる必要はありません。
「これならできそう!」と思ったものを、まずは一つ、試してみてください。


その小さな一歩が、これからのあなたの梅雨の過ごし方を、劇的に変えてくれるはずです。 

このジメジメした季節も、心と体は晴れやかに!
応援しています。 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。


 

 

「若い頃はどこでもぐっすり眠れたのに…」
「ベッドに入ってもなかなか寝付けない」
「夜中に何度も目が覚めて、朝からぐったり…」

 

 

40歳を過ぎた頃から、こんな風に睡眠の質が変わったと感じている方、多いのではないでしょうか?
日中のパフォーマンスは下がるし、お肌の調子もイマイチ。

わけもなくイライラしたり、甘いものがやめられなくなったり…。

「もう歳のせいだから仕方ない」なんて、諦めていませんか?

もしそうなら、この記事があなたの常識を覆すかもしれません。

実は、その睡眠の悩み、単なる老化現象ではなく、脳と体が発している重要なSOSサインなのです。

そして、最新の科学研究によって、その原因と具体的な対策が驚くほど明らかになってきました。

今回は、ありふれた睡眠法とは一線を画す、科学的エビデンスに基づいた「睡眠革命」とも言える新常識をお伝えします。

今夜から、あなたの睡眠はきっと変わります。

 

なぜ?40・50代の睡眠の質が落ちる「本当の理由」

まず、なぜ私たちの眠りは浅くなるのでしょうか。

よく言われるのが、女性ホルモン「エストロゲン」の減少です。

エストロゲンには、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の生成を助け、自律神経を安定させる働きがあります。

この減少が、不眠や中途覚醒の一因となるのは事実です。

しかし、原因はそれだけではありません。見過ごされがちなのが、ストレスホルモン「コルチゾール」のリズムの乱れです。

本来コルチゾールは、朝に最も多く分泌されて私たちを活動的にし、夜にかけて減少して自然な眠りを誘います。

ところが、仕事や家庭の慢性的なストレスに晒されていると、このリズムが崩壊。夜になってもコルチゾールが高いままになり、脳が覚醒モードから抜け出せなくなってしまうのです。

これが、夜中にふと目が覚めてしまう「中途覚醒」の大きな引き金になっていることが、近年の研究で指摘されています。

 

最新科学が解明!睡眠は「脳の大掃除」だった

新常識①:脳のゴミを洗い流す「グリンパティックシステム」

あなたは、睡眠中に脳の中で「大掃除」が行われていることをご存知でしたか?
最新の研究で、深いノンレム睡眠中にだけ活発になる「グリンパティックシステム」という脳の浄化システムがあることがわかりました。

これは、日中の活動で脳に溜まったアミロイドβなどの老廃物を、脳脊髄液が洗い流してくれる驚くべき仕組みです。

睡眠が浅かったり短かったりすると、この“脳のゴミ出し”が不十分に。

すると、頭がスッキリしないだけでなく、長期的には認知機能の低下リスクを高める可能性も示唆されています。

つまり、質の良い睡眠は、将来の自分の脳を守るための、最も重要な投資なのです。

 

新常識②:快眠のカギは「腸」にあり!脳腸相関の真実

「腸は第二の脳」と言われますが、これが睡眠に深く関わっています。

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は、実はその約9割が腸で作られます。

そしてこのセロトニンこそ、夜になると睡眠ホルモン「メラトニン」に作り替えられる、非常に重要な材料なのです。

つまり、腸内環境が悪化すると、セロトニンの生成が滞り、結果としてメラトニン不足を招いてしまうのです。

さらに最近の研究では、腸内細菌が作り出す「酪酸(らくさん)」などの短鎖脂肪酸が、深いノンレム睡眠を増やすこともわかってきました。

「なんだか寝つきが悪い」と感じたら、まずはお腹の状態を疑ってみるのが、快眠への近道かもしれません。

 

今夜から実践!科学が導く「睡眠革命」5つのアクション

それでは、具体的に何をすれば睡眠の質は劇的に向上するのでしょうか?ありふれた方法を、科学的根拠でアップデートした5つのアクションプランをご紹介します。

  • 1. 夜の「光」を制する者は、睡眠を制する

    朝の太陽光が大切なのは常識ですが、同じくらい重要なのが「夜の光」の遮断です。
    特に寝る1〜2時間前は、部屋の照明を暖色系の間接照明に切り替えましょう。
    白い蛍光灯やスマホのブルーライトは、脳に「まだ昼だ」と勘違いさせ、メラトニンの分泌を強力に抑制してしまいます。
    寝室は真っ暗にするのが理想です。
  • 2. 夕食に「シンバイオティクス」をプラスする

    快眠のための「腸活」を始めましょう。
    おすすめは、善玉菌(プロバイオティクス)とそのエサとなる食物繊維(プレバイオティクス)を一緒に摂る「シンバイオティクス」です。
    例えば、「わかめと豆腐の味噌汁」や「もち麦入りご飯と納豆」は最強の組み合わせ。
    腸内環境を整え、快眠ホルモンの材料をしっかり補給しましょう。
  • 3. 魔法の栄養素「グリシン」を味方につける

    アミノ酸の一種である「グリシン」に、睡眠の質を向上させる効果があることが研究でわかっています。
    グリシンは、体の中心部の温度である「深部体温」を効率的に下げ、自然で深い眠りへとスムーズに誘導してくれます。
    グリシンはエビ、ホタテ、カニ、豚足、鶏皮などに多く含まれています。
    夕食に取り入れたり、サプリメントで補うのも一つの手です。
  • 4. 「就寝90分前の入浴」で最高の眠気を誘う

    人は深部体温が下がる時に強い眠気を感じます。
    このメカニズムを最大限に利用するのが「就寝90分前の入浴」です。
    38〜40℃のぬるめのお湯に15分ほど浸かると、一時的に上がった深部体温が90分後に急降下し、最高のタイミングで眠気が訪れます
    熱いお風呂は交感神経を刺激して逆効果なので注意しましょう。
  • 5. 「思考のスイッチ」をオフにする呼吸法

    ベッドに入ってから仕事や明日の心配事が頭をよぎる…。これはコルチゾールが高いサインです。
    そんな時は、「4-7-8呼吸法」を試してみてください。
    ①4秒かけて鼻から息を吸う
    ②7秒間息を止める
    ③8秒かけて口からゆっくり息を吐き出す
    これを数回繰り返すだけで、副交感神経が優位になり、驚くほど心が落ち着いてきます。

まとめ:睡眠は「未来の自分」への最高の贈り物


40代、50代の睡眠問題は、「歳のせい」という一言で片付けられるものではありません。
それは、ホルモンバランスの変化や長年のストレスが引き起こす、心と体からの大切なメッセージです。

睡眠は、単なる休息ではありません。
脳を掃除し、ホルモンを整え、心をリセットする、毎日できる最高のセルフメンテナンスです。

今日ご紹介した新しい知識を武器に、ぜひ今夜から「睡眠革命」を始めてみてください。
ぐっすり眠れた翌朝の、心と体が軽く、世界が輝いて見える感覚を、ぜひあなたも取り戻してくださいね。

 

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こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。

 

 

「なんだか最近、肌のハリがなくなってきた…」

「物忘れが増えた気がする…」

「腰や膝が痛むようになった…」


そんなアラフィフ女性の“あるある”な不調に、実はある意外な食材が効果を発揮することが、近年の海外医学誌で注目されています。

それは…『イカスミ』

えっ!? イカスミ!? と思った方も多いはず。
ですが、イカスミには骨・肌・脳の若返りに働きかける複数の“抗老化因子”が含まれていることが研究で分かってきました。

 

イカスミに含まれる3つの注目成分

  1. 1. チロシナーゼ阻害物質
    ▶ メラニン生成を抑え、シミ・くすみの改善が期待されます(J Appl Toxicol. 2020
  2. 2. DHA・EPA
    ▶ 中枢神経の炎症抑制や認知機能の向上に有効(Nutrition Reviews. 2019
  3. 3. 銅・セレニウム
    ▶ 骨代謝を支えるミネラル。骨密度の維持や骨粗しょう症予防に(Biological Trace Element Research. 2021

 

老化に立ち向かう“黒い栄養爆弾”

イカスミは「黒い宝石」とも呼ばれ、強力な抗酸化作用を持つフェノール化合物も豊富。
活性酸素を除去し、肌の老化スピードを緩やかにする効果も期待されています。

 

どうやって食べればいい?

イカスミパスタやリゾットだけじゃありません。家庭でも簡単に取り入れられる方法を3つ紹介:

  • イカスミ味噌汁: 市販のイカスミペーストを小さじ1、味噌とともに溶くだけ。うま味倍増!
  • イカスミ炒め: 鶏むね肉や豆腐と一緒に炒め、醤油と酒で味付け。意外とさっぱり。
  • イカスミヨーグルト: プレーンヨーグルトにほんの少量を混ぜると、脳と腸にダブルアプローチ
  •  

実は「腸」にも効く!?

研究では、イカスミが腸内の善玉菌(ビフィズス菌)の増殖を促す働きも報告されています。
腸内環境の改善は、肌・メンタル・免疫力すべての底上げに関係するので、まさに万能。

 

食べるときの注意点

  • 食べ過ぎは消化に負担がかかるため1日小さじ1程度を目安に。
  • 市販のイカスミソースは塩分が高いものもあるので無添加品を選ぶと◎。
  • 甲殻類アレルギーがある方は注意が必要です。

 

まとめ

アラフィフ女性の“3大加齢悩み”である「骨」「肌」「脳」にトリプルでアプローチしてくれるイカスミ。
しかも少量で十分、料理にも応用がきく…そんな隠れたスーパーフードを、ぜひ明日からの食生活に取り入れてみませんか?

 

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