【仙骨って、ただの骨じゃないんです】
こんにちは。広島市佐伯区の中央施術院です。
~骨盤矯正で腰痛・肩こり・頭痛まで変わる理由~
「骨盤のゆがみが気になります」とおっしゃる方は多いですが、
その中心にある“仙骨(せんこつ)”の大切さを知っている人は、実はほんのひと握りです。
仙骨は背骨の一番下に位置し、骨盤の中心となる三角形の骨。
この仙骨がほんのわずかズレるだけで、体はあちこちに不調を起こし始めます。
それはなぜかというと、仙骨と後頭骨は「硬膜」という膜で直接つながっているから。
この硬膜は、脳と脊髄を包む非常に繊細な膜で、その中を神経の栄養や老廃物の除去などのための脳脊髄液という液体が流れています。
仙骨が傾けば、その膜全体が引っ張られ、後頭部や首、肩の筋肉まで緊張してしまうのです。
実際、こんな方がいらっしゃいました。
30代の男性で、デスクワーク中心の生活。
腰のだるさを主訴に来院されましたが、お話を伺うと、
「最近、目の奥が重くて…頭がスッキリしない」とのこと。
検査すると、骨盤の傾きとともに仙骨が前方に固まって動きにくくなっていました。
このようなケースでは、カウンターニューテーションという、本来のゆるやかな開き方へ導くような矯正を行います。
深い呼吸に合わせて、仙骨が自然にゆらぐような調整です。
施術後、「腰も楽なんですが、なぜか頭まで軽いんです。不思議ですね」と一言。
それこそが、仙骨と後頭骨が硬膜でつながっている証。
腰の矯正が、肩や頭まで“波のように”伝わっていくんです。
どこか一か所に症状が出ているとき、実はもっと奥の「中心」に原因があることが少なくありません。
仙骨を整えることは、体の土台を整えること。
それはまるで、傾いた建物の基礎を直していくようなもの。
体の声をちゃんと聞いてあげると、
あなたの不調は、きっと“変化”というカタチで応えてくれるはずです。
気づいたときが、はじめどき。
本当の自分のカラダを取り戻す、その一歩をここから踏み出してみませんか?