「肩こり」の本当の原因、知っていますか?
「最近、肩がずっと重だるい…」「マッサージしてもすぐ戻る」
そんなお悩み、本当によく耳にします。
でも実は、それ僧帽筋が原因ではありません。
今日は、多くの方が見落としがちな“肩甲挙筋”と“前鋸筋”にフォーカスして、肩こりの正体を一緒に見ていきましょう。
肩甲挙筋と前鋸筋、聞いたことありますか?
肩甲挙筋(けんこうきょきん)は首の横から肩甲骨にかけてついていて、
前鋸筋(ぜんきょきん)は脇の下から肩甲骨を前方に引く筋肉で巻き肩を作ります。
この2つ、実は肩甲骨をスムーズに動かす“名脇役”なんです。
ところが、デスクワークやスマホ操作の姿勢でこれらの筋肉が固まると、
拘縮(こうしゅく)や癒着が起き、肩甲骨の動きが悪くなります。
結果、周囲の筋肉が無理に頑張って慢性的な肩こりに繋がるのです。
【実例】肩を揉んでも治らなかった40代女性
40代の主婦Aさん。長年、肩こりで整体やマッサージに通っていたものの、改善せず…。
原因を探ると、前鋸筋が癒着し、肩甲挙筋がガチガチに拘縮していたんです。
そこを中心にアプローチすると――
たった2回の施術で「肩が軽くなった!」と驚かれていました。
実は、肩そのものを揉んでも意味がないケースが多いんです。
整体でのアプローチ
- ✔ 脇の下〜肩甲骨をやさしく動かすストレッチ
- ✔ 猫背姿勢を改善し、筋肉にかかる負担を減らす
- ✔ 筋膜リリースや深層アプローチ
僧帽筋ばかりに施術を行う整体も多いですがまず効果は期待できません。
肩甲挙筋と前鋸筋の癒着をほどくことこそが大切です。
まとめ:本当に大切なのは“見えない原因”を見つけること
肩こりを本気で改善したいなら、表面的なマッサージではなく、
深い部分の筋肉を見直すことが最重要です。
肩甲挙筋と前鋸筋。あなたの肩こりのカギは、意外なところにあるかもしれません。
まずは自分の身体に目を向けるところから、始めてみませんか?