【産後の便失禁】誰にも言えない悩み、あなたはひとりじゃありません
出産後、身体のあちこちに変化が起きるのは当然のこと。
けれど、「便が漏れてしまう」という悩みを抱えている方が、結構いらっしゃるのをご存じでしょうか。
こんなご相談が増えています
「子どもを抱っこしたまま急に便意がきて焦った」
「外出先で間に合わなかった…それから外に出るのが不安に」
「排便したはずなのに、そのあとも下着が汚れることがある」
このように“日常を楽しめなくなる”ほどの深刻な悩みへとつながることもあります。
これは排便後に少しずつ便が漏れてしまう「遅発性便失禁」と呼ばれる状態で、
骨盤底筋の緩みや陰部神経のダメージが関係していることが多いのです。
原因は“筋肉”だけじゃありません
多くの方が「筋力が落ちたからかな?」と考えがちですが、
実際には神経の圧迫(陰部神経絞扼)や、肛門括約筋の損傷、骨盤のゆがみなど、複数の要因が絡んでいます。
特に出産時に強い力がかかることで、骨盤の構造そのものが崩れてしまうことも。
これにより、神経伝達がうまくいかず「出た感覚がない」「残っている気がする」という状態に…。
出産後の身体は、“一時的に壊れた状態”
出産後はホルモン「リラキシン」の影響で全身の関節がゆるみます。
そのため骨盤底筋だけでなく、仙腸関節・恥骨結合・腰椎、さらには股関節や胸郭のバランスまで崩れやすいのです。
そうしてバランスを崩した体が神経を圧迫したり、排便をコントロールする仕組みを狂わせてしまう…。
これが、湿布や骨盤ベルトだけではどうにもならない根本原因です。
整体でできること ― 神経の通り道を整える
当院では、骨盤・背骨・肋骨・股関節などをやさしく整えることで、
神経がスムーズに働ける環境を取り戻すお手伝いをしています。
実際に「通い始めてからトイレの失敗がなくなった」「外出が怖くなくなった」
というお声もたくさんいただいています。
あなたの勇気が、未来を変えます
「誰にも言えなかった」「こんな悩み、自分だけかと思った」
そう話してくださるママたちがたくさんいらっしゃいます。
体の声を無視しないで。
あなたが笑顔で過ごせることが、家族にとっても何より大切なんです。
つらい不調をひとりで抱えずに、どうかご相談くださいね。