サムライ魂を見た。

7月3日、3時から行なわれた、

日本代表 VS ベルギー

FIFAワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、日本代表はベルギーに敗れ、初のベスト8進出はなりませんでした。

埼玉スタジアムではパブリックビューイングが行われ、選手たちへ熱い声援が送られました。

会場となったのは通常は、試合後に監督の会見などが開かれるボールルームです。埼玉スタジアムは2002年の日韓大会1次リーグで、日本代表 VS ベルギーの試合が行われ、2対2の引き分けで日本代表がワールドカップで初めての勝ち点を獲得した記念すべき場所でもあります。集まったおよそ200人のサポーターは遠くロシアの地に向けて熱い声援を送りました。

試合はスコアレスで折り返した後半3分、柴崎のスルーパスに抜け出した原口がシュート。日本が格上のベルギー相手に先制点を奪います。さらに7分、乾が狙い澄ましたミドルシュートをゴール右隅に突き刺し、リードを2点に広げます。

しかし、ここからベルギーの猛攻が始まります。24分に1点を返されると、その5分後、途中交代のフェライニに決められ、同点に追いつかれます。さらに後半アディショナルタイム、ベルギーのキーパーからのカウンターでまさかの失点。日本は2点のリードを守れず、逆転負けで初のベスト8進出はなりませんでした。劇的な幕切れに涙を流すサポーターも。しかし、最後は健闘をたたえ大きな拍手が選手たちに贈られました。