一年前、このブログを開設した時に
つけたタイトルです。その答えが今
わかりました。遅すぎた気づきです
僕は周りを傷つけてばかりでした
そのせいで母も妻も亡くしたんだと
思います。僕は無力で弱くて臆病で
卑怯ものです。そんな自分からただ
目を背けて今日まで生きてきただけ
でした。大切な人を愛する人たった
一人も守れずただ傷つけるばかりの
僕はもうこの世界に必要ありません
今回でこのブログも終わりです
今まで傷つけてきた人に謝りたい
本当にごめんなさい。たくさんの幸せを
ありがとう。僕は幸せでした



いつもバスケットボールを練習する公園で

大人用の高いリングに向かって懸命に

シュートを打つ少年と出会った。

僕たちが練習していると

「どうしたら、シュートが入るの?」

と聞かれ、少しだけコツを教えてあげた。

すると、少年は何度も何度もシュートを

打って、3回連続でシュートを決めた時に

僕たちに振り返り「やったよ!」と

無邪気な笑顔を見せてくれた。

僕はこんな少年たちの未来や夢を

大人達が奪うような事はしてはいけないと

思った。

少年の母親が記念写真を撮ってくれた


僕たちは自分が出来ることを精一杯やろう

そして、少年たちが大人になった時に

胸を張って過去を誇れるような人になりたい。

今日はこの少年に「未来」を見せてもらった。


 

 

最近は本当に悲しいニュースばかり報じられる。

 

コロナは一向に収束せず、素晴らしい作品を作った

 

名俳優の訃報・・・。

 

SNSでは誹謗中傷で自殺者が出る事態にまで起き

 

報道番組を観ると、本当に良いニュースがないなと

 

思う。

 

そんな時に振り向くと、我が家の愛猫が

 

そんな悲しい世界とは別の時間を過ごしているように

 

スヤスヤと愛らしい寝顔を見せてくれる。

 

image

 

こんな寝顔を見せられると、春の暖かさで気持ち良く

 

昼寝しているのかなと、季節が変わったことを

 

知らせてくれる。

 

殺伐とした今の時代でも、癒しや安らぎは間違いなくある。

 

そんなことを考える、4月のお昼。

 

 

人は幼い頃、誰もが何かに影響を受け

 

人格というものが形成される。

 

それは「自分でない誰か」や「生活環境」

 

「書物や勉学で得る知識」「他人との触れ合い」

 

だったり人様々だ。

 

そこで形成された人格が、その人の進む道

 

「運命」とも呼ばれるものに繋がっていく。

 

僕は、物心がついた頃「ヒーロー」になりたかった。

 

確たる敵も、何から何かを守るかも分からなかったけれど

 

少なくとも、自分を遺棄した母のような人間だけには

 

なりたくなかったのだけは確かだった。

 

僕の人格が何に影響されて形成されたのかは分からないけど

 

僕は、ヒーローにはなれなかった。

 

何も守れず、誰も救えず、人を傷つけてばかりの

 

悪者になってしまった。

 

そんな自分を変えたい、変わりたい。何度もそう思った。

 

でも、そう願えば願うほど、知らぬ間に何かを失ったり

 

誰かを傷つけたりしている。

 

僕に形成された人格は「自分の正義を貫くために、何かを

 

犠牲にする。」というものなのではないかと

 

考える時がある。

 

言い換えれば、自分が良ければそれでいい、ということだ。

 

僕はそんな自分に酷い嫌悪感を感じる。

 

消えてしまいたい、そう思う時もある。

 

でも、僕は信じたい。

 

僕が幼い頃に描いた「ヒーローになりたい。」という夢の

 

その果てには人格も変える力があるんだと。

 

これまで出会った多くの人から、僕はそれが

 

決して不可能ではないということをこの目で見てきた。

 

決して急ぐ必要はない、自分のペースで歩けばいい

 

自分が自分でいることが何より大切なんだから。