聖句:支配せよ | イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

1世紀のイエスの弟子たちの初代教会が回復したイスラエル教の教会(エクレシア)であるイェホシュアのイスラエル

Courtesy of Sarah R

 

 

神は彼らを祝福された。神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」
創世記1:28

神は仰せられた。「さあ人を造ろう。われわれのかたちとして、われわれに似せて。彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように。」
創世記1:26

神は、人間を、本来的には、地上を支配する者としてお造りになりました。
神のかたちに似せて造られた訳ですから、神に準じる形で、地上を支配するのが、人間の本来的な姿です。

しかし、いま、世界を見渡してみても、人間が地上の事柄すべてを支配しているようには見えません。むしろ、何か目に見えないものに支配されています。

こうした状況が、神の敵である、いわゆるサタンからもたらされています。
サタンのヘブライ語の意味は「敵である存在」(the adversary)。
神の敵という意味です。
もう少し明確に言えば、イスラエルの神YHWHの敵です。

霊的な存在です。目には見えません。創世記では蛇の中に入って、エバをだましました。

サタンは、福音書の中では、イスカリオテのユダの中に入って、彼を動かしました。

そういう風に、何かに入って、その主体を思いのままに動かす霊的な存在がサタン。イスラエルの神YHWHの敵です。

それが現在、地上を支配しています。



神が望んでおられるのは、天地創造の頃の、サタンが出てくる前の人間が回復することです。

サタンの仕業を滅ぼすために、イエス・キリストが地上に遣わされました。
そうして、十字架にかかることを良しとされ、殺されました。
しかし、創造主であられる神YHWHの人知をはるかに超えた御業によって、三日目によみがえりました。
そうして、サタンの仕業は滅ぼされました。

しかし、「サタンが滅ぼされたこと」は、信じた人が、それぞれの人生において、それぞれの領域において、イエス・キリストと同じように、そこにいる(自分が関係している領域にいる)(地域、職業、家庭など)霊的な存在であるサタンを、イエス・キリストの名によって滅ぼして歩かないと、成就しません。

イエス・キリストは、「私を信じる者は、私と同じ業を行い…」とおっしゃっています。
そこを支配している霊的な存在であるサタン、イスラエルの神の敵である霊的な存在を、イエス・キリストの名によって滅ぼし尽くした時に、創世記冒頭にある「支配せよ」という命令が、現実的なものとなります。

そこに「神の国」が来ます。

アーメン!ハレルヤ!