悪霊の問題を遡れば20年間 - 悪霊の追い出しアップデート(12) | イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

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1世紀のイエスの弟子たちの初代教会が回復したイスラエル教の教会(エクレシア)であるイェホシュアのイスラエル

Courtesy of Elke Mader

 

 

色々なケースを見てくると、悪霊の問題は(問題がある方は通例複数の悪霊に取り憑かれています)、20年間、その人を苦しめ続けてきています。おおむね20年ということです。現在、30歳の方なら10歳頃からそれが始まっている。現在、25歳の方なら5歳頃からそれが始まっている。

始まりは、ほぼ全てのケースにおいて、自慰行為です。
この自慰行為は、父親ないし母親に、成熟していない父、成熟していない母という人格的な問題があり、スキンシップが圧倒的に不足していることから起こる、と見て間違い無いです。従って、幼少期、数歳の頃から自慰行為が始まります。女性に多いと思います。(岡田尊司精神科医が説明している「愛着」の問題です)



自慰行為はありとあらゆるイマジネーションを伴います。このイマジネーションに燃料を与えるのが、外界にある、つまりメディアにあふれているビジュアルです。性的なビジュアルということです。これが幼少期の男児、女児の目に飛び込んできて、自慰行為の燃料となる。すると…。そのイマジネーションがだんだんとエスカレートして行きます。

男児でありながら女児でありながら、極めて重度の性的な興奮を、リアリティのあるビジュアルによって掻き立てて自慰行為を毎日のように行う。ここへ、性的な事柄に関する悪霊が入る余地ができます。そうして、悪霊が入る。すると…。

その人は例えば十数歳でありながら売春をするようになる。不特定複数の異性との性交渉にふけるようになる。すると…。なお一層、性的な事柄に関する悪霊が入る。だんだんと悪霊のデパートのような様相になってくる。



女性の場合は、ここから、スピリチュアリズムに突入して行きます。悪霊がいる居心地の悪さから、手っ取り早く「感覚的に」解放されるためです。占い、ヒーリング、パワーストーン、アウラ、チャクラ、瞑想、能力開発、男性の心のコントロール…。
そうすると、それぞれのスピリチュアリズムの背後にいる、タチの悪い悪霊がまた入る。どんどん、悪霊のデパート化して行きます。



このようにして、気づいてみると20年間。その人は例えば30歳になっている。その人には重度の対人恐怖症が伴っている。社会不適応がある。人間関係がうまく作れない。怒りやすい。すぐに暴力的な行動に出てしまう。異性との関係もうまくいかない。長続きしない。離婚を繰り返す(←過去の私です)。



こうした方を、精神科医の治療だけで癒すことはできるか?
精神医学で、取り憑いた悪霊は出ていくのか?

答えは、各自が、経験によって確かめるほかないでしょう。



聖書には何と書いてあるか?
悪霊の問題について、どう書いてあるか?
その人は聖書に書いてあることを、リアリティがあると、信じるのか?
イエス・キリストなら解放できると、本当に信じるのか?

すべては、その方の、信仰次第です。