Courtesy of Marco Verch
主イエスと食事をする教会では、毎朝5分程度、その日の聖句を読んで、簡単に解説を加え、その上で、大祭司であられる主イエス・キリストを通じて、天の父を礼拝するという、霊とまことによる礼拝(ヨハネ4:23-24)を行なっています。
今日の聖句は創世記28章、ヤコブが旅をしている場面。
ヤコブはベエル・シェバを立って、ハランへと旅立った。
ある所に着いたとき、ちょうど日が沈んだので、そこで一夜を明かすことにした。彼はその所の石の一つを取り、それを枕にして、その場所で横になった。
そのうちに、彼は夢を見た。見よ。一つのはしごが地に向けて立てられている。その頂は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしている。
そして、見よ。主が彼のかたわらに立っておられた。そして仰せられた。「わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしはあなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫とに与える。
あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西、東、北、南へと広がり、地上のすべての民族は、あなたとあなたの子孫によって祝福される。
見よ。わたしはあなたとともにあり、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ戻そう。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」
ヤコブは眠りからさめて、「まことに主がこの所におられるのに、私はそれを知らなかった」と言った。
彼は恐れおののいて、また言った。「この場所は、なんとおそれおおいことだろう。こここそ神の家にほかならない。ここは天の門だ。」
創世記28章
天にはイスラエルの神であられる天の父がいらっしゃって、天から地に伸びる梯子があり、そこを天の御使いが上り下りしている。そこが神の家、そこが天の門。
三位一体の人工的な"神"から遠ざかり、唯一のまことの神であられるイスラエルの神=天の父を、御子であり主であるイエス・キリストの名によって礼拝する集会/エクレーシアは、そこが神の家となり、天の門となります。それは、御父と御子とが互いに愛し合っているように、信徒の兄弟姉妹同士が互いに愛し合うから、起こるのです。互いに愛し合う。これが主イエス・キリストが全世界のキリスト教会に与えた奥義/ミステリウム です。