恵みのポイント(上) | イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

1世紀のイエスの弟子たちの初代教会が回復したイスラエル教の教会(エクレシア)であるイェホシュアのイスラエル

 

 

新約聖書、特に、パウロ書簡に頻出する「恵み」。これも、長らくわからなかった言葉です。

 

恵み…、普通の言葉ですね。

 

イエス・キリストの十字架と復活によって可能になった恵みとは、全人類を永遠の命に引き入れるほどの、とてつもないパワーを持っています。

 

まったく普通の言葉として使われているのではありません。ウルトラ・ミラクルな言葉として使われています。

有名な賛美歌、アメイジング・グレースの「アメイジング」(驚くほど)も、この、とてつもない意味を「グレース」(恵み)に被せているものです。

 

 

新約聖書の文脈では、祈りが聞かれるのは、恵みによってです。誰の恵みか?神の恵みによります。天の父の恵みです。

 

人が救われるのは、恵みによってです。

罪が赦されるのは、恵みによってです。

病が癒されるのは、恵みによってです。

 

この恵みは、タダで、という日本語に置き換えても、ほとんど間違いではありません。

 

人が救われるのに、お金は必要なく、タダです。

罪が赦されるのに、お金は必要なく、タダです。

病が癒されるのに、お金は必要なく、タダです。

 

このように言い換えることもできます。

 

もっとも、イエス様がご自身の命を捧げて下さった、これもまたとてつもない代価が支払われているわけですが、恵みを受ける方からすれば、タダなのです。

 

すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、

ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。

ローマ人への手紙 3章23~24節