イエスと交わるための祈り | イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

イェホシュアのイスラエルの信仰と証し

1世紀のイエスの弟子たちの初代教会が回復したイスラエル教の教会(エクレシア)であるイェホシュアのイスラエル



福音の邪魔をするもののことばかり書いていると、平安がなくなるように感じます。私たちは、イエス・キリストの十字架とよみがえりによって、救われているわけですから、その喜びや、祝福を宣べ伝えるべきです。人に対して言うことの、多くの割合は、福音=良い知らせ、であるべきです。なるほど、神の国をこの地の上に現していくには、悪霊の追い出しも必要です。しかし、そのことばかりでは、神の国は来ません。


主イエス・キリストをしっかりと見上げるようにする。イエス・キリストしか見ない、と言う姿勢は、結局のところ正しいです。イエス・キリストのことを見るとは、その言葉を聞く、ということです。御子は言葉でもあられます(ヨハネの福音書冒頭)。

ルカ10章のマルタとマリヤのエピソードは、イエス・キリストの言葉のみを聞くことの重要性を語っています。

主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。
しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
ルカの福音書 10章41~42節


イエス・キリストの言葉を聞くこと、その言葉を自分の全存在の中で響かせること。それが、第1ヨハネで書いている「交わり」です。

私たちの見たこと、聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたも私たちと交わりを持つようになるためです。私たちの交わりとは、御父および御子イエス・キリストとの交わりです。
ヨハネの手紙 第一 1章1~3節


この御父および御子イエス・キリストとの交わりを、聖霊が助けてくれます。聖霊は、イエス・キリストの言葉を、その人の内で思い起こさせます。活性化します。聖書の言葉に集中し、イエス・キリストと交わることを助けます。

しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。
御霊はわたしの栄光を現します。わたしのものを受けて、あなたがたに知らせるからです。
ヨハネの福音書 16章13~14節


このような交わりを保つためには、次のように祈ると良いでしょう。


天の父よ。
どうか、私に、主イエス・キリストとの豊かな交わりを持たせてください。
聖霊の助けにより、イエス様の言葉を与えてください。
マリヤのように、イエス様の言葉に耳を傾けて、あなたの愛と平安で満たされる者として下さい。
イエス様のお名前によって祈ります。
アーメン