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オサムサバトの作詞ノート

路上ライブのレポート、詩や歌詞を載せてます。
2015年5月16日から、柏で路上ライブ始めました!
若い頃に出来なかった、やり残した事をやり始めました。
このブログでは、主に
路上ライブで知り合った人の話しなどや、詩作に関する事などを載せてます。

492回目路上ライブ6/28(土)


【ワチャワチャ】




柏駅西口

22時27分

もうそろそろ、もう少し早目に始めようと思いつつも、結局は同じくらいの時間に出陣になる。
一番大きな要因は、出かける直前にテレビを観てしまう事だ。
今回は「鬼滅の刃」が放映されてたので、つい観てしまった。
以前観たやつだし、録画してあるのでいつでも観れるのに。
とにかく、コロナのリスクも少なくなってるし、なるべく早く出陣しよう。




3DARS君は、終了したばかりのようだ。






1階ウッドデッキでは、翔平君とシンジ君が演っていた。
観客が集まり、かなり盛り上がっていた。

観客が多いと、こころなしかいつもよりも歌声が大きい気がする。


静かに聞いているのも、悪くないと思って2曲くらい観賞した。



柏Wデッキは、こんな感じ。

人が通ってない瞬間を撮っているが、けっこう賑わっている。



***************

22時50分

さぁ、始めよう。

場所は、いつもの丸井側の駅寄りを確保した。



しかし、なぜだか気持ちが入らず、ギターだけ出して長いウォーミングアップをしていた。
それからセッティングをして、ここまでで20分も経ってしまった。
1階の盛り上がりに嫉妬しているのか?

それとも、路上ライブを演る事に迷いがあるのか?




とにかく、グダグダしてないで始めよう。
本日1曲目、
「終電なんか気にするな!」


♪♪〜


動画を撮ってたり、手拍子しながら通り過ぎる人がいた。
まずまずの反応だ。

暑いのでシャツを脱いで、Tシャツ1枚になった。
毎年この時期は、黄色い終電君Tシャツを着て演ってる。
2018年に試作品で1枚作り、そのあと販売用に20枚くらい作って、ほぼ売り切った。
試作品のTシャツは、プリントが薄れすっかりよれてしまっているが、

その後、オリジナルTシャツを作ってくれたお店が閉店してしまい、新しいのは作れないでいる。

終電君Tシャツを欲しいという人は、けっこういるのだが。

続いて、
「会社を辞めたくなる時」


♪♪〜


飲み会帰り風のサラリーマン達が通り過ぎる。40代、50代、同世代。

彼らの心に届く歌を歌いたいと思うのだが、なかなか止まってはくれない。たぶん彼らは、飲み会での話題の続きに夢中で、気にもとめてくれないのだ。



次行こう。

ピッタリ7月7日ではないが、次週が、この歌のベストなタイミングだと思う。
1週前の練習だ。
「七夕」


♪♪〜


いい歌ですね


あっ!ありがとう
♪♪〜


①番が終わった頃、急に女の子に言われて、ちょっと驚いた。
この歌は、観客がいる時には、簡単な説明をしてから歌い出す。
歌詞にある願い事は、ホントにあった物だとの説明MCを入れるのだ。
MC無しでも、この歌の世界観が伝わってるなら、この子はすごい感性だが、誉められて素直に喜んで良いものか?お世辞を言われてるのだろうか?


かわいい
プーさんみたい


ありがと
プーさんかぁ


勝手に、一緒に撮っちゃた


大丈夫
撮影OKだから


プーさんなんて言われると、なんか照れくさい。
確かに、帽子もTシャツも黄色で、そんな風に見えるのかも。
その後、スケボー君達も寄って来たので、やっと謎が解けた。
この子はスケボー君達の仲間で、
「七夕」も彼らと一緒に聴いた事があったのだろう。


続きまして〜

ココで一番歌ってる歌

「終電なんか気にするな!」


♪♪〜


イェイ!

ねぇ、フェスとか出ないんですか?


出たいねぇ
お誘いがあれば出るけど


ホント、フェスのお誘いがあれば出たいものだが、実際問題、出るのは難しいだろう。

待ってるだけでは、誘いなんて来るはずもない。

誘って欲しければ、いろんなイベントに積極的に参加して、音楽仲間を作って繋がりを作ったり、自分自身も企画など考えていかないと無理だろうなぁ



次の歌は、スケボー君達の動画で使ってもらった歌で、自分自身の事も言ってると思う。



やってみなけりゃわかんねぇ
わかっているのは
それだけ!

「やってみなけりゃ わかんねぇ」


♪♪〜


スケボー君達は、歌が終わらない内にどこかに行ってしまったが、



良かったです
頑張って下さい


あっ!
ありがとうございます!


遠くで聴いていた人が、1000円もの投げ銭を、わざわざ入れに来てくれた。
こんな事があるから、観客が帰ったあとも手が抜けないと思う。
一気に気分も軽くなり、道行く人に声をかけたりする。


良かったら聴いてって下さ〜い


コレ歌って
きのう家にゴキブリ出たんだよ

「俺はゴキブリ」


♪♪〜


歌詞フリップを見つけリクエストしたはいいが、その本人はすぐにどこかに行ってしまった。

しかし、遠くで聴いていた人から、またも1000円もの投げ銭を頂いた


先ほどの1000円の人と同じグループで、10mくらい離れた所にいた3人くらいのグループ。これから遊びに行く相談でもしてる感じだ。

気前のいい人がいてくれたおかげで、最初のモヤモヤした気持ちは、かなり薄れてきた。


再び
「終電なんか気にするな!」


終電なんか気にするな〜


ありがと〜♪


歌っていると、一緒に歌ってくれる人が現れた。

たぶんリピーターさんだと思う。
無責任な歌だが、一緒に歌って楽しんでくれればオールOKだ。


続いて、
「お酒足りないぜ!」 


♪♪〜
この歌盗作疑惑がありまして・・


セリフも一応入れておこう。


続いて、
「俺の人生思ってたんと違う」


♪♪〜


歌っていると、女の子1人と男の子3人の若い子達が寄ってくれた。


ちがう!ちがう!
なんかさぁ
俺の事は気にするな みたいな歌


女の子に言われて、歌を一旦ストップした。

彼女は、ボクの歌で聴いた事があるのがあるらしく、それが聴きたいようだ。しかし、どの歌の事だかわからない。


これかなぁと見当をつけて
「俺はゴキブリ」


♪♪〜


ちがうようだが、とりあえず歌い続ける。

男の子達も一緒に歌詞フリップをあさって、ワンフレーズづつ歌ってる内に、判明したようだ。





コレコレコレコレだ!
コレコレコレコレコレコレだ〜!
やってみなけりゃわかんねぇ!


そっか〜!コレか〜!
「やってみなけりゃ わかんねぇ」


♪♪〜


この歌聴いてさぁ
やってみなけりゃわかんねぇって、アタシ・・


動画一緒に撮ろう


撮ろう!撮ろう!
俺は、終電なんかが・・


リズム一緒じゃん!


女の子が、歌との出会いの感動エピソードっぽいのを話そうとするが、男の子達が別の話題をカブせて来て、結局聞けず仕舞いで残念。

でも、確かに感動エピソードだった気がする。


それから、いろんな歌をワンフレーズ歌って動画を撮ったりして、ワチャワチャした感じになる。



そこに、6〜7人の外国人のグループが現れた。たびたび見かける外国人で、ジャンベ(打楽器)を叩く人もいるグループだ。


ボクの歌に、少し離れ所でジャンベで勝手参戦して来て、ますますワチャワチャした感じになってきた。

しかし、そのジャンベのリズムはラテン系の16ビートで、ボクのロック調の8ビートと全然合ってない。

参戦(勝手セッション)するのはOKだ。盛り上げてくれるのは助かるが、最低限こっちの音楽に合わせて欲しい。

たぶん彼らは、騒がしい音楽は全部16ビートに聴こえて、それ以外のリズムは認識出来ないのだろう。


しばらくしたら離れて行ったが、けっこう遠くでもジャンベは聴こえていた。


結局、一緒にいた若い子達も嵐のように去って行った。




一段落したので、少し休憩。

1時間くらい経っているので、録音も切り替えよう。


しかし、録音を切り替えたつもりが、操作を失敗したようで、0時頃から1時頃までの約1時間が、全く録れてなかった。


録音を失敗した事に気付き、

せめてもと思い、この1時間の事を思い出しボイスメモしておこうと思った。

しかし、録音している安心感があったので、あまり思い出せない。


確か・・


4人組くらいの若い子達が、確か3組くらいはいたと思う。

冷やかされイジられて、投げ銭も入らず、あまり良い時間帯ではなかったが、
それでも
「終電なんか気にするな!」だけは初めての人にもウケが良く、この歌にボク自身救われていると思う。

終電聴かせて〜!


と寄って来た若い子が、


眠くなった


と言って、目の前の地べたに寝転がり、そのまま爆睡してしまう。

飲んで酔っぱらってるせいだろうが、失礼なヤツだ。

しばらくは、そのまま演っていたが、路上ライブを演ってる真ん前で人が寝込んでいたら、はたから見たらさすがにヘンだろう。

しかし、起こしてどいてもらうのもかわいそうだ。こっちが少し横に移動しよう・・


と思った頃、その子はムックと起き出して元気復活していた。時間にして7〜8分の出来事だ。

起きたら、アッサリと仲間とどこかに行ってしまった。


リピーターの子が来てくれた。

以前、観客同士でモメた事があって、その時の事情をいろいろ話し、謝ってくれたが、ボクとしては全く問題無いし、逆に心配していた。

ちゃんと録音されていたら、もっと正確に思い出せるのに。


最後に寄って来たのも、4人組くらいの若い子達だ。
いきなりカバー曲をリクエストしてくるから、お初の観客だと分かる。

カバー曲が無理だと分かり、歌詞フリップにあるのがボクのレパートリーだと分かると、


コレ、読んで下さ〜い!

と、勝手に歌詞フリップを持って行き、道行く人に読ませようとしている。

そのやり方は悪くないと思ったが、道行く人の行く手を阻むのは、ちょっと強引だ。

曲名を読んでくれる人もいたが、それがリクエストにまでは繋がらなかった。

そんな余計な事はしないで、普通にこの中から選んでくれたら、普通に歌うのに。

しかし、そのやり方には、アピールのやり方のヒントが隠されてる気がした。


しかし、それもこれも酔った勢いでの悪ふざけ。後半の録れてない時間帯は、前半よりもワチャワチャした感じになっていた。



0時40分


本日終了

皆さん

ありがとうございました

本日の成果→2150円



**************


終了後、


1階ウッドデッキを覗いて、二番街を通り帰る。
この時間はもう、誰も演ってなかった。

門限の2時までには充分余裕があるからと、南口改札前辺りでツイート(ポスト)する事にした。

半月くらい壊れて止まっていた時計は、修理され復活したようで、正しい時刻を示していた。





ツイートを送信し、西口側の下り階段に向う。
6人くらいの若い子達から、すれ違いざまに声をかけられた。スポーツ系のクラブだろうか。皆背が高くガタイがいい。


どんなの歌ってるんですか?


オリジナルだけど


オサムサバト!?
いつも駅前で歌ってる人だ


なんか歌って


若い子達の中に、1人ボクの事を知ってる人がいて、仲間に言っている。

気を良くして、名刺代わりにいつもの歌、①番だけ行こう。

マレな出来事なので、素早く録音スイッチをONにする。

「終電なんか気にするな!」


♪♪〜


わ〜っと盛り上がる。



撮ってもいいですか?


どんどん撮ってアップしちゃって!
自分自身でやるの苦手だから


アンコール!アンコール!


えっ?え〜っ!
じゃ
「お酒足りないぜ!」


♪♪〜


これも①番だけにしたが、この歌はウケがイマイチで、完全に選曲ミスだった。
カバー曲も演って欲しい的な事を言われたが、もちろんムリだ。
演ってみようかという思いもあるが、こういうのは瞬発力が絶対必要だ。

もしリクエスト受けても、あの曲がいい、いやコッチ曲やってと意見がバラバラになる。

ようやく曲が決まりコード譜を検索する頃には、もう飽きて皆帰ろうとしてしまう。

だからボクには向いてないのだ。


毎週土曜日、東口の方で演ってるんで、ヨロシク〜!
来週も演るよ〜!


最後までワチャワチャした感じの1日だった。